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タコ濃いぞ 愛知・常滑苅屋出船

2020年7月2日 05時00分

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タコを抜き上げ笑みがこぼれる矢島さん

タコを抜き上げ笑みがこぼれる矢島さん

 中部空港周りの船釣りで好調なマダコを狙って6月18日、仲間5人と愛知県常滑市の苅屋漁港から仕立船で出た。結果は何と全員で164杯。竿頭は51杯だった。
 「翔栄丸」で午前5時に出船し、空港北の大野沖へ。20分で到着。タコエギにオモリ30号。5時半、左舷胴からチョイ投げした。
 着底後、糸ふけを取って引っぱった瞬間、ズシリと重み。1投目で心の準備ができていない。半信半疑で鬼合わせ。800グラムのタコだった。右舷の小林定夫さん(66)、照子さん、左舷ミヨシの矢島平二さん(76)、右舷トモの余吾幸治さん(70)、さらに左舷トモの大橋浩さん(77)も竿を曲げた。全員が1投目でタコを上げたのだ。
 私はピンク、赤、三色団子型の3つのエギを付けていた。照子さんは絶好調。ドボンと落とすとすぐ乗る。エギはダイダイ色2個。それ以上にタコを釣っていたのは大橋さん。経験豊富で1メートル竿で入れ食いだ。エギは黄色と緑でエギ上30センチに集寄を付けていた。余吾さんも同色のエギ。この時は時合いだったのか、どの色のエギにもタコが乗ってきた。
 7時、アタリが止まったが10分後にはまた釣れだした。水深は6〜7メートルで海藻も生えている。8時、プチ入れ食いだ。タコは洗濯ネットに入れ、水の入ったバケツに入れておく。次のタコもネットに入れるが、この作業が大変。片手でタコを持ち、片手でチャックを開ける。この時、タコが手に巻きついてくる。気持ち悪いが我慢だ。
 8時半、小林さんにアクシデント。エギを投げた瞬間、竿が折れて道糸も切れ、エギが飛んだのだ。予備竿を持っておらず、私の予備竿を使ってもらう。こうなると私はトラブルを起こせない。チョイ投げもベールを確認して慎重に行う。
 ポツリポツリとタコが釣れる。大橋さんはネットに入りきらなくなり、クーラーに移し替えている。矢島さんは海藻に掛かって苦戦。余吾さんはバラシ多発。大橋さんもバラしたが、私のエギが近くにあり、誘うとそのタコが乗ってきた。

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