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勝田組、初代ウイナー 開幕戦「ラリー三河湾」

2024年3月5日 08時39分

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初代ウイナーとなった勝田範彦(右)とコドライバーの木村裕介(いずれも提供=廣本泉/成田颯一)

初代ウイナーとなった勝田範彦(右)とコドライバーの木村裕介(いずれも提供=廣本泉/成田颯一)

  • 初代ウイナーとなった勝田範彦(右)とコドライバーの木村裕介(いずれも提供=廣本泉/成田颯一)
  • GRヤリス・ラリー2でデモランするモリゾウ
 全日本ラリーの開幕戦「ラリー三河湾」が2、3の両日、愛知県蒲郡市で初開催され、トヨタGRヤリス・ラリー2を駆る勝田範彦組が記念すべき初代ウイナーとなった。市販ヤリス・ラリー2のデビュー戦でもあり、勝田は「無事にフィニッシュできてホッとした。いい結果につなげられて良かった」と安堵(あんど)感を漂わせた。
 「昨年までのテストモデルと違い、公認モデルは乗りやすい仕上がりで、安心してプッシュできた」と、2日のレグ1で3つの競技区間(SS)を制覇。いきなりの好パフォーマンスで2位に12・8秒の大差を築くと、3日のレグ2でも3SSを制して独走した。
 2位にはシュコダ・ファビアを駆る新井大輝が入り、同じくファビアの福永修が3位表彰台を獲得。JN2クラスに新設された若手育成のサブカテゴリー「モリゾウ チャレンジ カップ」は山田啓介が勝利した。
 今大会は、中部地域で高い支持を集めた新城ラリーを受け継ぐ形で今年から開催。「モリゾウ」こと豊田章男トヨタ会長や、勝田の息子で世界ラリー選手権(WRC)を戦う貴元も顔を見せ、GRヤリス・ラリー2のデモランなどで来場者を沸かせた。 (廣本泉)

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