大谷翔平のコメントとして「何度か大金の送信をしました。送れる最大限度額でした」水原通訳の話を米報道
2024年3月23日 16時53分
ドジャースの大谷翔平選手の水原一平通訳が、違法賭博に関与していたとしてチームを解雇された。日本時間21日、複数の米メディアが報じた。米連邦捜査局(FBI)の捜査により、大谷の口座から違法ブックメーカーへ資金が流出していることが判明。大谷の弁護士の説明によると、水原通訳が大谷の口座から資金を盗み、賭博の借金返済に充てたという。
米スポーツ専門局ESPNは23日、取材内容を元に今回の事件を時系列にして報じた。
米スポーツ専門局ESPNは23日、取材内容を元に今回の事件を時系列にして報じた。
▼日本時間19日午前9時30分 大谷翔平サイドから雇われたばかりの危機管理担当広報は「大谷翔平は水原一平の借金を肩代わりした。大谷のバレロ代理人が問い詰めたところ、ようやく水原氏が口を割り、それが真実だと語った。大谷はバレロ代理人に水原の借金増加分の50万ドルを肩代わりしたと語った」と明かした。さらに、同広報によれば「大谷は『ええ、何度か大金の送信をしました。送れる最大限度額でした』と言った」
▼同日午前10時5分 同広報は、水原氏の借金について、ESPNが情報収集した通り450万ドルだったと認める。
▼同日午前11時30分 大谷の同広報の手配により、ESPNが水原氏の90分に及ぶ電話インタビューを行う。
このインタビューで、水原氏は「昨年に大谷に事情を話し、賭博の借金を返済してもらった」「もちろん、彼(大谷)はハッピーじゃなかった。『手助けするけど、もう二度としないように』と言われた」「2人で大谷のパソコンから大谷の口座にログインし、ブックメーカーに送金した。1回50万ドルを8~9回、数カ月にわたって送信した。最後の送信は10月だったと思う」と語った。
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