【東京オートサロン2017】お試し放題! レカロブースで休憩しながら、シートの真価を体感

実は筆者は酷い腰痛持ちでして、出来の悪いシートに座るとすぐに腰痛を発症するため、自称「人体シートセンサー」と呼んでおります。

そんな筆者が大好きなクルマを堪能できるのは、実は「RECARO(レカロ)」のおかげ。25年前、国産車のシートで腰痛に悩まされていた時、思い切って本場ドイツのレカロに交換した感動は今でも忘れらません。

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何しろそれまでは1時間しか腰がもたなかったのに、レカロ交換後はどれだけ運転しても全然平気になりました。しかも腰がホールドされるために、お尻が道路のどこを走っているかよくわかるようになり、運転が上手になったように感じました。

奥さんからも「助手席も交換して!」とせがまれて交換したほどです。しかも25年経った今も、当時のレカロを必需品として使い続けています。

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ただ残念なのは、いくらレカロの素晴らしさを伝えようとしても、「クルマのシートはどれも同じでしょ?」「わざわざ変える必要ないでしょ?」「10万円以上も出す価値があるの?」「シートの他に車種用フレームも買わなきゃいけないの?」と言い返されてしまうこと。確かにもっともですし、実際にレカロシートに座る機会自体、ほとんどありませんからネ。

その点、東京オートサロンのレカロブースには、レカロシートがシアター状態で多数用意されています。しかも現役の様々なモデルが、ずらり勢ぞろい。思いのままに、あれよこれよと座り比べができるのですから素晴らしい!

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しかもレカロブースは会場の端にあるため、ちょうどあちこち歩き回って疲れたタイミングで座る格好になるのですネ。この疲れた時こそ、レカロの真の価値を理解する一番のチャンスだと思います。

実際、筆者が喜々として座り比べをしていたら、「なんだか凄いね、このシート」「シートが腰の疲れを吸い取ってくれるみたい」という会話が聞こえてきましたヨ。

今回のレカロブースが休憩にちょうどいいのはもちろんですが、世界で最も贅沢で疲労回復効果のあるシートブースだと思います。是非ともレカロに疲れた体を委ねて、レカロの良さを体感してみてください。

(星崎 俊浩)