平成のスタートとともにチューニングパワー炸裂! 昔の東京オートサロンを見てみよう!その3【Play Back the OPTION Spin off】

さて、その3で東京エキサイティングカーショー東京オートサロンを見てみよう…は締めといきましょう。

平成です。世の中はもちろん、チューニングの世界も新たな時代のスタートです。この時代はそう、チューニング業界を一変させたといっても過言ではない、R32・GT-R誕生の年ですヨ! サーキットでも最高速でもゼロヨンでも、ビックリな記録が続出するのはこの後の時代からですが、89〜90年は1番刺激的なショーだったことに間違いはない!と、断言いたします(笑)!

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【東京オートサロン1989】

1989年1月6〜8日 東京国際貿易センター新館1F・2F

来場者数:15万0297人
【1989年とは?】
新元号・平成スタート/消費税3%スタート/プリンセスプリンセス「世界でいちばん熱い夏」ヒット/TVアニメ「ちびまる子ちゃん」放送

開催中に昭和から平成へ…、神妙な雰囲気の中での東京オートサロンでもあったこの回は、出展車両114台、総入場者数15万人突破! もう、これはチューニング文化確立ですね! バブルで世の中浮かびまくり、ディスコのお立ち台は満員御礼状態です。ノーマルカーのポテンシャルも上がり、チューニングもグンと進歩していく元年とも言えますね。

この記事の著者

永光やすの 近影

永光やすの

「ジェミニZZ/Rに乗る女」としてOPTION誌取材を受けたのをきっかけに、1987年より10年ほど編集部に在籍、Dai稲田の世話役となる。1992年式BNR32 GT-Rを購入後、「OPT女帝やすのGT-R日記」と題しステップアップ~ゴマメも含めレポート。
Rのローン終了後、フリーライターに転向。AMKREAD DRAGオフィシャルレポートや、頭文字D・湾岸MidNight・ナニワトモアレ等、講談社系車漫画のガイドブックを執筆。clicccarでは1981年から続くOPTION誌バックナンバーを紹介する「PlayBack the OPTION」、清水和夫・大井貴之・井出有治さんのアシスト等を担当。
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