鈴木亜久里のARTAが高級時計ブランド「クストス」とコラボし、レースと異なるメンズハイブランド「ARTAクストス」を新展開【東京オートサロン2020】

 ■モータースポーツイメージのウエアやグッズとは別のブランド展開

元F1ドライバーの鈴木亜久里氏とオートバックスのコラボレーションによって生まれたモータースポーツプロジェクト「ARTA」。スーパーGTでの活躍は皆さんご存じのことだと思います。

TAS2020ARTAクストス ウエア
ルームウエアからちょっとした買い物まで、普段使いができるウエアでありながらプレミアム感を感じる

ARTAは従来もモータースポーツをイメージしたファッションアイテムやグッズの販売を行ってきましたが、2020年からはスイスの高級時計ブランドとして有名なクストスとコラボレーションを開始、「ARTAクストス」と名付けられたメンズハイブランドを展開することになりました。

TAS2020ARTAクストス ウエア2
肌触りもよく、素肌に着たいフィーリング

東京オートサロン2020のブースにも従来のモータースポーツイメージのウエアやグッズとは別に、シックなARTAクストスのファッションアイテムを展示。オイルとタイヤの焼ける香りとはひと味違ったシックで落ち着いたイメージのウエアなどが展示されていました。

TAS2020ARTAクストス 従来
従来のモータースポーツイメージのウエア類も継続

ARTAクストスは「FOR SPORTY LUXE」を掲げ、カジュアルシーンにあっても上質さを大切するブランドとのこと。ハイテク素材を主軸としながらも、贅沢な天然素材を採り入れすっきりとしたラウンド感のあるラインが打ち出されています。

ブランドからのおすすめは「移動者としての着用」で、クルマ、飛行機、列車、ホテルなどのパブリックスペースでぜひ……とのことです。

TAS2020ARTAクストス ブースクルマ
ブース内にはNSXのカーボンむき出しボディを展示。クストスのイメージとマッチングしていた

(文/写真・諸星陽一)

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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