プレミアムSUVの代名詞・レンジローバーの次期型はBMW製V8で豪雪を激走中

■BMW製4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターは570馬力

ランドローバーが販売するフラッグシップ・クロスオーバーSUV「レンジローバー」次期型の最新のプロトタイプを、カメラが捉えました。

レンジローバー_001
ランドローバー レンジローバー 次期型プロトタイプ

スウェーデン北部の山中で捉えたプロトタイプは、まだまだ厳重にカモフラージュが施されていてディテールは不明ですが、サイドエグジット・エキゾーストパイプのペアから、このプロトタイプが直列6気筒モデルであることを示唆しており、マイルドハイブリッドパワートレインのセットアップを採用している可能性があります。

レンジローバー_009
ランドローバー レンジローバー 次期型プロトタイプ

次期型では、ジャガーランドローバーの「MLA」プラットフォームを採用、内燃機関はもちろんフルエレクトリック、ハイブリッドなど電動化に対応することが可能となります。

パワートレインは、最高出力400psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ+48Vマイルドハイブリッド、最高出力404ps・最大トルク640Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒+電気モーターのPHEVをラインアップ。

フラッグシップには、JLRのスーパーチャージャー付き5.0リットルV型8気筒に代わり、最高出力570psを発揮するBMW製4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンの搭載が噂されています。

レンジローバー_006
ランドローバー レンジローバー 次期型プロトタイプ

スパイショットのいくつかではキャビン内を一瞬垣間見ることができますが、デジタルインストルメントクラスタとフロントガラス上の多数のテスト機器がみえる程度です。しかし、ヴェラールで見られた「Touch ProDuo」システムの最新バージョン、同時に使用可能な2つの10インチディスプレイなどが予想されています。

ランドローバー・レンジローバー次期型のワールドプレミアは2021年内、2022年モデルとしての登場が有力です。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる