サムスン、「Galaxy S20」シリーズを発表--最上位のカメラは1億画素

　サムスンは米国時間2月11日、サンフランシスコで開催した「Unpacked 2020」イベントで、新たな主力スマートフォン「Galaxy S20」「Galaxy S20＋」「Galaxy S20 Ultra」を発表した。

Galaxy S20シリーズ
提供：Angela Lang/CNET

　競合となるのはAppleの「iPhone」、Googleの「Pixel」、華為技術（ファーウェイ）のハイエンド端末などだ。サムスンはGalaxy S20の最上位機種であるGalaxy S20 Ultraに、主力端末の水準を引き上げる以下の8つの改良点を加えた。

• 100倍ズームのカメラを搭載
• 1億800万画素の写真が撮影可能
• サブ6帯（標準）とミリ波帯（超高速）の2つの5G周波数帯に対応
• 120HzのAMOLEDディスプレイを搭載し、動画再生とゲームプレイを改善
• 8K動画撮影が可能
• バッテリー容量を5000mAhに増加
• 25Wの高速充電器を同梱（新しい45W充電器にも対応）
• 1つのボタンを押すだけで10枚の写真と4つの動画を撮影する「Single Take」モードを搭載

　3機種の主な仕様と価格は以下の通り。

　いずれも米国では2月21日から予約注文を受け付け、3月6日に発売する。

写真左から「Galaxy S10」「Galaxy Note10」「Galaxy S20」
提供：Angela Lang/CNET

　サムスンはGalaxy S20の発表に先立ち、新しい折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip」も発表した。アカデミー賞授賞式の合間のテレビコマーシャルでもこれを宣伝していた。UNPACKED 2020で多くの話題をさらうだろう。競合に見据えるのは、折りたたみスマートフォンとして復活したMotorolaの「Razr」だ。