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遊園地「よみうりランド」一部営業再開!

株式会社よみうりランドは東京都による施設の休止要請が解除されたことを受け、遊園地「よみうりランド」の屋外アトラクションなど一部施設に限り2020年6月16日(火)より営業を再開しました。

営業再開初日となった2020年6月16日(火)の様子をお伝えします。

【営業再開初日の様子】

新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴い2020年2月29日(土)~3月22日(日)、3月28日(土)~6月15日(月)までの実に102日間の臨時休園となっていた遊園地よみうりランド。

駐車場、及び京王電鉄相模原線の京王よみうりランド駅とを結ぶゴンドラ「スカイシャトル」乗降口から正面入園口「スカイゲート」へと続く来園者の動線上には研温・消毒用のテントが設けられ、マスクとフェイスシールドを装着したスタッフが非接触型の赤外線サーモグラフィーにより来場者の体温を測定します。

その後、アルコール消毒液による消毒を行い、入場ゲート・チケットブースへと進みます。

スカイゲート前にはソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保する目安となる黄色の線が約2m間隔で引かれ、来場者への感染防止を啓発。

入園ゲートにおいても、来園者が触れるであろう部分は高頻度の消毒清掃が行われていました。

【園内の新型コロナウイルス感染症防止対策の様子】

入園後直ぐにアルコール消毒液が置かれたテーブルが設置され、来園者の感染症対策を徹底。

よみうりランドならではの感染症への啓発としてアシカショーやコツメカワウソといった園内の「人気者」を起用したポスターが掲示されている所も見逃せません。

『園内アトラクション』
6月16日(火)からの一部営業再開に伴い当面の間、25種の屋外アトラクションに限定して運営が行われる予定の園内。

よみうりランドの不動の人気No.1を誇るコースター「バンデッド」でも様々な感染防止対策が行われています。

アトラクションの待機列には約2m間隔で黄色くペイントされた足跡型のソーシャルディスタンスマークの配置、さらに乗車人数制限の告知と共に「乗車中の大声での発声はお控え下さい」という前代未聞のお願いも。

搭乗者はアルコール消毒液で手を消毒後、車両に列の間隔を空けて乗車。
マスク着用での乗車を呼びかけている事もあり、通常であればコース沿いに大きく響き渡る絶叫も無く、コースターの走行音のみが聞こえるアトラクション運営となっていました。

搭乗者の降車後にはスタッフによる入念な消毒清掃が行われます。

家族連れに人気のメリーゴーランドドッグも待機列に2mの目安ラインが引かれ、入場時にアルコール消毒の後、乗車グループ毎に間隔を取り、安全な運営に務めています。

2016年3月に遊園地として日本最大のモノづくりが体感できるエリアとしてオープンした「グッジョバ!!」。
オープン5年目となる2020年春にプロジェクションマッピングやVRなど駆使して最新の施設へとリニューアルを予定していた本エリアも、感染拡大防止の為、屋外アトラクションのみの運営となっています。

『レストラン・ショップ』

園内のレストランの一つ、Goodday(グッディ)においても新型コロナウイルス感染症対策として、ソーシャルディスタンスマークとアルコール消毒液による消毒を実施。

注文・会計・受け取りを行うエリアには、感染防止の為、ビニールが張られ、来園者とスタッフとの飛沫接触を防いでいます。
なお感染拡大防止の為、なるべくグループや家族の代表者が注文をする様に呼びかけています。

屋内の客席スペースには可愛らしい先客が。
着席禁止の座席によみうりランドのマスコットキャラクターであるグッドとラッキーのぬいぐるみが置かれ、正対面着席を防ぎ、かつ視覚的にも楽しめる様になっています。
(※ぬいぐるみは移動・持ち出し禁止)

ゲートの程近くに位置するショップ「Gjショップ」を初めとする園内ショップでもグッドとラッキーのソーシャルディスタンスマーク、会計レジスペースでのビニール幕による飛沫接触防止、アルコール消毒液による消毒の徹底が図られています。

通常時のゴミ箱

接触感染対策が取られたゴミ箱

また園内各所にある休憩用ベンチも間引きや配置換えがされ、通常だと蓋が開閉する様になっているゴミ箱が蓋が開いた状態で固定、もしくは蓋を取り外す対策が取られています。

『ゴンドラ「スカイシャトル」』

京王電鉄相模原線の「京王よみうりランド駅」とよみうりランドの山頂口間を結ぶゴンドラ、「スカイシャトル」。

背対面配置となる1グループ最大8名乗りのゴンドラは一時間に一度、山頂側と京王電鉄側の両ステーションにおいて徹底的な消毒清掃が行われました。

【総支配人 曽原俊雄氏囲み取材】

開園後、株式会社よみうりランドを代表し総支配人の曽原敏雄氏の囲み取材が行われました。

およそ3ヶ月半に及ぶ臨時休園からの再オープンですがいかがですか。

曽原総支配人「一言で言うと、やっとやっとオープン出来たという気持ちです。」

感染症対策はどのあたりに力を入れていますか。

曽原総支配人「一番は「密」にならないという所を気をつけています。後は入園口、アトラクション待機列で2mのソーシャルディスタンスを取る、消毒液を各所に配置、スタッフのマスク、フェイスシールドの着用を行っています。やはりお客様に安心をして頂きたいという所で、安全においては出来る限りの万全の体制を敷いて安心して遊んで頂ければという風な気持ちです。」

来園者に対してお願いをしたい事は何かありますか。

曽原総支配人「先ず、37.5℃以上の体温の高い方はご遠慮頂きたいのとマスクの着用をお願いしたいと思っております。ただ、これから熱くなりますので熱中症には気をつけつつ、楽しんで頂ければとおもいます。各所に消毒液を設置しておりますので随時、手の消毒をしていただければと思います。」

これからの季節、熱さ対策などは何か行なっていますか。

曽原総支配人「熱さ対策としては、アトラクションのコントロールルームには冷房を完備し、屋外アトラクションのスタッフに関してはスポットクーラーを各所に設置。やむをえない場合を除き、来場者と2m離れての受け答えを行う様にしています。」

再オープンするにあたり、一番難しかった点はどこでしょうか。

曽原総支配人「基本的なソーシャルディスタンスにおいては敷地面積もあり、一度3月下旬にオープンした時にも上手くいきました。難しい点というとやはりマスクで、3月時は問題は無かったのですが、この所30℃を超える最高気温の中でのマスクを装着しての運営が一番悩んだ所でして、フェイスシールドを使用する場合はマスクを外しても良いですとか、息苦しい場合、お客様と2m以上離れている場合はマスクを外しても良いという指示をしています。本日の朝礼でもスタッフの皆に言ったのですが、「まず第一に皆、自分の事を守りましょう」という事を言いました。自分の身をきちんと守り、その上でソーシャルディスタンスや消毒など、お客様に対してのケア・安心を与えられるように、という事を話しました。」

今回は一部営業再開ですが、全面的な営業再開はいつ頃を予定していますか。

曽原総支配人「一番先でいいますと、8月1日(土)の政府見解の解除においては、全面的に再開したいなと思っております。その前の7月中旬頃には、園内の「プールWA」を出来ればオープンしたいなと思っておりまして、今それに向けて準備をしております。そのタイミングで屋内施設も何とかオープンしたいなと思っておりまして、通常屋内に設置しているQラインを屋外へと持って行くなどを考えたりしていますが、現状でも屋内アトラクションもほぼ、ソーシャルディスタンスが確保出来ると考えております。」

運営が再開されたよみうりランド。
また2020年6月16日(火)から当面の間、チケットの料金が料金が変更されています。
(以下、よみうりランド公式ホームページより引用)

【料金について】
2020年6月16日(火)から当面の間、料金が変更されています。
※入園料は通常料金です。

◆ワンデーパス(入園+のりもの乗り放題)
おとな(18歳~64歳):4,000円
中高生:3,000円
小学生・シニア(65歳以上):2,700円
未就学児(3歳以上~小学生未満):2,300円

◆入園料(遊園地の入園のみ)
おとな(18歳~64歳):1,800円
中高生:1,500円
小学生・シニア(65歳以上):1,000円
未就学児(3歳以上~小学生未満):1,000円

その他、遊園地営業再開<限定>オープンの詳細についてはこちら
https://www.yomiuriland.com/topic/2020/06/20206141200.html

『お客様のお問合せ先』
◆よみうりランド 電話:044-966-1111 ご案内時間 10:00~17:00

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