小池氏 大誤算?「希望」60前後か…自公で300超も 共同通信電話世論調査

 共同通信社は第48回衆院選について10、11日両日、全国の有権者約11万8900人を対象に電話世論調査を実施し、公示直後の序盤情勢を探った。自民党は小選挙区、比例代表で優位に立ち、公明党と合わせた与党で300議席超をうかがう。

 希望の党は60議席前後で伸び悩んでいる。立憲民主党は公示前から倍増の30議席台も視野。共産党は議席減、日本維新の会は微増にとどまりそうだ。公明党は最大でも公示前の35議席となり、割り込む公算が大きい。社民党は2議席確保の見通し。投票先未定は小選挙区で54・4%と、情勢が変わる可能性はある。

 小池百合子東京都知事が代表を務め、9月に結成した希望の党は、合流した民進党出身前職の多くが小選挙区で苦戦。比例は公示前の35議席から積み増しても最大10議席以内で、小選挙区との合計で、100議席台に乗せるのは難しい情勢だ。この日、会見で愛知県の大村秀章知事が希望を応援しないことを事実上表明したことを含め、小池氏にとっては大きな誤算といえる。

 立憲民主党は、比例が公示前9議席から20議席程度まで伸びる勢い。小選挙区を含めた合計で自民、希望に続く第3党となり得る。

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