ベテラン俳優エド・ローター74歳で他界
エド・ローターが16日(水)、74歳でこの世を去った。エドの広報担当者エドワード・ロッジによると、アカデミー賞を受賞した『アーティスト』にも出演していたエドは中皮腫のためロサンゼルスの自宅にて息を引き取ったという。
エドは、昨年にはクリント・イーストウッド主演作『人生の特等席』で野球のスカウト役を演じたほか、米版TVシリーズ『シェイムレス 俺たちに恥はない』ではディック・ヒーリー役を務め、長寿メディカルドラマ『ER緊急救命室』にも出演してきた。これまでのキャリアで、アルフレッド・ヒッチコック監督の遺作『ファミリー・プロット』をはじめ、1974年の『ロンゲスト・ヤード』から2001年の『ノット・アナザー・ティーン・ムービー』に至るまで数多くの映画作品やテレビドラマで活躍してきたエドは昨年、「多くの人は私を見て『あ、このヒト知っている』と言うんだけど、たいてい名前は知らないんだ。でも俳優としてよくここまでやってきたと思うよ」と感慨深げに話していた。
5月に中皮腫だと診断されていたエドは、その生涯で4度の結婚を経験し、4人の子供をもうけている。
(BANG Media International)