讃岐 ホームで完敗 あ~降格圏21位…サポーターから不満の叫び

 「明治安田生命J2、讃岐1-3岐阜」(23日、Pikaraスタジアム)

 讃岐が1-3で岐阜に完敗を喫し、降格圏の21位に後退した。前半6分に先制点を許すと、同14分にもパスミスから失点。後半27分に途中出場のFW我那覇和樹(36)が2試合連続となるゴールを決めて1点差に迫ったが、終了直前に3点目を献上して万事休した。

 ホームで3失点の完敗。バックスタンド前に並んだ讃岐の選手たちに、地元サポーターから不満の叫びが浴びせられた。「みっともない試合をした。来ていただいた人に申し訳ない」。試合後、北野誠監督(49)は険しい表情で話した。

 激しく寄せてくる相手のプレッシャーに後手を踏んだ。開始早々の前半6分に先制点を許すと、「完全にテンパってしまった」とDF李栄直(26)。修正し切れないまま、同14分にもパスミスからカウンターを浴びて追加点を献上した。

 後半に入ると徐々にペースをつかみ、同27分にはドリブル突破したFW木島良輔(37)のクロスをFW我那覇が頭で押し込み2試合連続ゴール。追撃ムードが高まったものの、同44分に致命的な3点目を奪われ万事休した。北野監督は「いろんなミスが起きた。ポジショニングとか、単純なところ。心のスキなのかなと思う」と敗因を分析した。

 前節、岡山との「瀬戸大橋ダービー」では終盤に同点に追いつく執念を見せた。その前の名古屋戦も、敗れたとはいえ気迫あふれるプレーで格上を手こずらせた。「ここ何試合かでチームの方向性が見えてきていたけど、またやり直し」。GK清水健太(35)は唇をかんだ。

 これで順位は21位まで下がった。まだ9節を終えただけとはいえ、「降格圏」は気が重い。DF李は「(年間)42試合の中で、こういう試合は必ずある。引きずらないことが大事」と前を向いた。次節・松本戦からのGW3連戦で上昇へのきっかけをつかみたい。

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