谷“別居危機”オリ復帰も単身赴任!?

 巨人から8年ぶりにオリックスに復帰した谷佳知外野手(40)が26日、神戸市のほっともっと神戸で入団会見に臨んだ。前回在籍時と同じ背番号「10」のユニホームに袖を通し「優勝を目標にしたい」と話した。新居については参院議員を務める亮子夫人(38)と協議中だが、“別居危機”にあることも明かした。

 巨人時代の7年間で5度の優勝を経験した谷は「オリックスに帰って色んな事を伝えたい。若い選手も多く、発展していくと思う」と力強く言った。チーム最年長選手となるが「必ず優勝するという気をみんなで持っていきたい」と、チーム全員の意識改革の必要性を説いた。

 個人の大きな目標もある。あと79本と迫っている通算2000安打。「来季中に達成したい。1本1本の積み重ねなので、準備したい」と誓った。

 頼もしい“Vの使者”だが、心配の種も抱えている。巨人時代は東京に居を構え、参院議員の亮子夫人と小学2年の長男・佳亮君(7)、次男・晃明君(4)の4人で生活。しかしオリックスでは、谷自身は関西で生活せざるを得ない。

 「家族のために野球をやっているというのがあり、野球をしている姿を子供に見せたい」と同居を望んでいる。一方で「妻は仕事をしており、子供の学校の事もある。いろいろもめています」と、苦笑交じりに、家族との“別居”の可能性を明かした。

 優勝や2000安打達成の瞬間を「父親が野球選手だと分かり始めた」という佳亮君に見せたいところ。住居問題には当面、悩む事になりそうだ。

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