【愛知杯】サラキア シャープに伸びた 池添学師「調子はよさそう」
「愛知杯・G3」(18日、小倉)
サラキアは15日、上々の動きで気配の良さを示した。
エリザベス女王杯6着以来のサラキアは、朝一番の栗東坂路に登場。しまい重点に脚を伸ばし、単走で4F53秒0-38秒0-12秒1とシャープな伸び脚を披露した。ブランクを感じさせない走りで元気いっぱい。池添学師は「動きは良かった。テンの入りが15秒ピッタリ。加速ラップで上がってきましたし、調子は良さそうです」と期待通りの内容に満足げだ。
2度目のG1に挑んだ前走は、直線で前が壁になる不利。それでも「まあ、G1なんでそんなにうまくは行かない。でも、思っていたよりも上手に走っていた」と内容を評価する。課題のスタートも克服。「安定してきましたね。体に芯が入り、精神面がどっしり。競馬を分かってきた」と力強くうなずいた。
G3の今回はハンデ55キロ。「他馬と比べて重いのでそのあたりでしょうね。スタートを決めて早めに好位を取りたい」と指揮官。視線の先にはヴィクトリアM(5月17日・東京)が見えている。賞金を加算し、軌道に乗りたい。