安貞桓氏 日本「最もつまらない試合」

 元韓国代表のスターで、Jリーグでも活躍した安貞桓(アン・ジョンファン)氏が、20日、日本‐ギリシャ戦について「今回のワールドカップ(W杯)で最もつまらない試合のようだ」と語った。韓国メディアが伝えた。

 中央日報(電子版)によると、韓国のMBCテレビの解説委員である安氏は「試合が退屈な面がある。守備サッカーはつまらないのだから攻撃サッカーに切り替えたらいい」として、「今回のW杯で最もつまらない試合のようだ」と解説した。

 安氏は、ギリシャがレッドカードで退場者を出し、11対10と数的優位に立ちながらも、ドローとなった試合内容について「惜しい」とも話した。MBCで安氏とともに中継に加わっていたソン・ジョングク解説委員も「おもしろいサッカーをするのはファンたちへのマナーだ。天候が良くない状況で試合もルーズだとストレスを受けるばかりだ」と日本の試合が“ルーズ”“おもしろくない”と指摘した。

 安氏は02年のW杯日韓大会で活躍。セリエA・ペルージャに在籍し、その後、清水エスパルス、横浜マリノスでプレーした。長髪がトレードマークで、アニメ「キャンディ・キャンディ」に登場するテリーに似ていると話題になったことも。結婚指輪にキスするパフォーマンスで知られた。

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