「張本2世」松島輝空が大学生に勝利 小学生でのシニア勝利は張本以来

 「卓球・全日本選手権」(15日、丸善インテックアリーナ大阪)

 男子シングルスで小学6年の松島輝空(12)=木下グループ=は15日、2回戦で森川瑞希(明大)を破り、小学生としては16年大会の張本智和以来となる勝利を挙げた。3回戦で敗退したが、同ジュニアの部はベスト8に進んだ。

 「張本2世」と呼ばれる松島が大学生に勝利し、張本以来となる小学生でのシニア1勝を挙げた。3回戦では大学生に敗れたが、ジュニア2試合との1日4試合をこなし、ジュニアでは昨年に続く8強入り。史上最年少優勝へ前進した。

 シニアで4回戦に進めば張本と並ぶ小学生最高で、目標に挙げていたリオ五輪団体銀メダリスト、吉村真晴(名古屋ダイハツ)との対戦がかなっていただけに、「その前に負けて悔しい」と負けん気をのぞかせた。16日のジュニア準々決勝では世界ジュニア代表の曽根翔(愛工大名電高)と対戦。「優勝したいけど、まず曽根選手に勝ったことがないので勝ちたい」と気持ちを切り替えた。

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