三浦知良、生涯最高のカズダンスは…「あれほど喜ばれるとは」

 サッカー元日本代表FWの三浦知良(50)=横浜FC=が5日放送のテレビ朝日系「神様に選ばれた試合」に出演。「生涯最高のカズダンスは何か?」と問われ、2011年3月29日に行われた東日本大震災復興支援チャリティーマッチでゴール後に披露したカズダンスを挙げた。

 三浦は当時、「Jリーグ・チーム・アズ・ワン」の一員としてJ2選手でただ1人、チャリティーマッチに出場し、MF本田圭佑らを擁する日本代表チームと戦った。当時について三浦は、ゲーム前に報道陣から「ゴールを決めたらカズダンスを踊りますか」と問われ、「一瞬迷いましたけど、あえてやりますと言った」と振り返った。

 カズダンスという行為自体について、「批判もあったが、自分では神聖なものだと思っていた」と示し、この試合で途中出場した三浦は「最も重いゴールだった」という鮮やかなゴールを決めた後、約束していたカズダンスを披露。「今まで感謝されたことはなかったが、あれほど喜ばれるとは…」と思い起こした。

 番組では1994年ワールドカップ(W杯)米国大会の出場権を逃した93年10月の「ドーハの悲劇」や、98年フランス大会を2週間後に控えたスイス合宿での代表落ちと、直後の帰国シーンを回想。三浦は「あれがあったから、今の自分があるのか正直分からない」としながらも、「目標や夢が寸前で断たれたのは、自分自身に問題があったんだろうな。(2度のW杯逃しが)僕を強くしてくれている。心の支えになっている」とも語った。

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