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それ嫌がってない?愛犬に嫌われるコミュニケーションとは。

嫌がっているのに構いすぎる

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愛犬を可愛がりたい気持ちはとてもよくわかりますが、嫌がっているのにスキンシップを続けるのは禁物です。スキンシップが過剰になりすぎてしまい、「嫌」を通り越して恐怖を覚えてしまうこともあります。

まずは、犬が「嫌がっている」ことに気づいてあげましょう。できれば、嫌がる前に触るのをやめてください。普段からしっかりと愛犬を観察すれば、嫌がっているのか喜んでいるのかを、理解できるようになるはずです。触る時間と触らない時間のメリハリをつければ、犬も安心してくれますよ。

くどくどガミガミ叱る

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犬は人間の感情を敏感に感じ取りますが、細かい言葉までは把握することはできません。「ダメじゃない!何回言ったらわかるの!」とガミガミ怒ったり、「どうしてこんなことをするの!」と、くどくど叱ったりしても、犬にとっては「不機嫌な飼い主さんがずっと怒っている」と感じるだけ。最悪の場合、嫌われてしまうこともあります。

犬を叱る前に、どうしてその状況になったのかを考えてみましょう。たとえば、犬が花瓶を割ったならば、割れるものを犬が届く場所に置かなければ良いでしょう。もしそそうをしたなら、そうしないようにしつけてあげましょう。こちらがガミガミと叱る前に、まずは叱らないでもすむ環境を整えてあげてくださいね。

酔った状態で愛犬に絡む

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酔っ払った飼い主さんは、犬にとっては不思議な存在です。人は酔うと声や動作が大きくなり、雰囲気も変わります。犬はそれを敏感に感じ取るので、「今日の飼い主さん、変!怖い!」となり、不安や恐怖を与えてしまいます。

酔っ払った時はできるだけ愛犬から離れ、酔いがさめるまでは触れ合わない方が無難でしょう。難しいようなら、家族に協力してもらい、愛犬を別の部屋に連れて行くなどの対策を取ってください。

犬の前でケンカをする

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協調性のある犬は、揉め事を嫌います。そのため、目の前で飼い主さんがケンカをしていると、犬はとても不安を感じてしまいます。犬が夫婦喧嘩の仲裁をするとよく言いいますが、実際はストレスでしかありませんし、片方の味方をしてもう片方に吠え掛かったり、噛みついたりするおそれもあります。ケンカは極力しないように心がけましょう。

なお、子どもを叱る際も同様です。一方的に叱っている場合でも、犬はケンカしていると思ってしまいます。叱る時は他の部屋に移動するなどして、険悪な雰囲気を感じさせないようにしましょう。

気分で接し方を変える

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気分屋さんな飼い主さんは要注意!飼い主さんの機嫌で、やっていいことと悪いことが異なってしまったら、犬は混乱してしまいます。たとえば、飼い主さんの機嫌の良い時はソファーに乗っても怒られないのに、機嫌が悪い時は怒られると、どちらが正解か分からなくなってしまいますよね。

機嫌に波があるのは仕方がないことですが、犬に対してそのままぶつけるのはNGです。やって良いことと悪いことは、一貫性をもって犬に教えてあげてください。また家族間で意見が違うのもよくありません。犬のしつけは、家族内で共通の認識を持って行いましょう。
愛犬が楽しく毎日を送れるかどうかは、飼い主さん次第です。ポイントは、犬も同じ家族なのだと認識してあげること。人間本位の生活になることは避けましょうね。正しいコミュニケーションの取り方を覚えて、犬がストレスなく過ごせるようにしてあげたいですね。
出典/「いぬのきもち」2017年3月号『飼い主さんの問題行動』(監修:日本動物病院福祉協会認定家庭犬しつけインストラクター 戸田美由紀先生)
文/higarina
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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