【5つの性格別】初心者必見！愛犬をイイコに育てるコツ｜子犬編

①甘えん坊の犬をイイコに育てるコツ

性格の特徴・注意点

数ある犬の性格のなかでも、多いのが「甘えん坊」です。犬が飼い主さんに甘えること自体は問題ありませんが、なんでも許してしまうと要求がすべて通ると思ってしまい「犬主導の関係」が形成されてしまいます。甘えん坊の犬の場合は「飼い主さんのブレない姿勢」こそが、イイコに育てるポイントになります！

子犬期のしつけのコツ

子犬期にクンクン鳴いて甘えてくる犬をいつでも受け入れてしまうと、依存心が強いまま成犬になってしまい「ひとりでいること」に慣れさせるのにひと苦労します。飼い主さんが犬のそばをひと時も離れずに生活するのはなかなか難しいので、かまう時とそうでない時のメリハリをつけて接するようにしましょう！

②人懐っこい犬をイイコに育てるコツ

性格の特徴・注意点

初対面の人や犬に近寄って愛嬌をふりまく「人懐っこい」性格の犬。この性格の犬はストレスも少なく飼いやすいことが多いので、もっといい方向に伸ばして誰からも可愛がってもらえる犬を目指しましょう！

子犬期のしつけのコツ

人なつっこい犬の注意点と言えば、他の犬とのトラブルです。特に子犬期は警戒心が弱く好奇心旺盛なので、物おじせずに他の犬にグイグイ近づいてしまうことがあります。

相手によってはケンカなどのトラブルを起こしてしまうこともあるので、飼い主さんが目を離さず見張っておきましょう。また「マッテ」や「オスワリ」などの、犬がクールダウンできる指示しつけをトレーニングしておくのも重要ですよ。

③やんちゃな犬をイイコに育てるコツ

性格の特徴・注意点

活動的で元気いっぱい！犬らしさ満点の「やんちゃ」な性格の犬ですが、パワフルな性格ゆえに問題行動を起こすことも多々あります。飼い主さんはパワフルな性格と上手に付き合えるように、接し方やしつけを工夫してみましょう！

子犬期のしつけのコツ

やんちゃな性格の犬の場合、子犬の頃からオンとオフのしつけを徹底すること。たとえば、おもちゃで遊ぶ時は飼い主さんのタイミングで遊び始め、飼い主さんの合図でクールダウンできるようにしつけましょう。成犬になってからも、飼い主さんがペースをコントロールできるので安心ですよ！体力が有り余っている場合は散歩中に走らせるなど、活動量を増やすことで発散させるのも一つの手です。

④食いしん坊な犬をイイコに育てるコツ

性格の特徴・注意点

食べることは生きるための本能なので、「食いしん坊」は犬らしくて素敵な性格ですね。ただし、食欲が爆発すると、食べ物を見るだけで要求吠えや盗み食いすることも。子犬期にしっかりとトレーニングして、たくさん食べるという長所を伸ばしてあげましょう！

子犬期のしつけのコツ

ゴハンを与えるときは「アイコンタクト」や「オスワリ」などの指示に従わせてから、ごほうびとして与えるようにしましょう。犬からの要求に応えてゴハンを与えるのはNG！これを習慣づけるだけで、グッと長所がのびますよ◎

⑤怖がりな犬をイイコに育てるコツ

性格の特徴・注意点

「慎重な性格」という点ではいいのですが、些細なことにも恐怖心を抱いてしまうと、吠え立てて興奮するなどの問題行動を起こすことがあります。怖がりな犬の場合は、飼い主さんが先手を取って不安要素を取り除き、安心させてあげるのが大切です！

子犬期のしつけのコツ

子犬の頃から積極的に外に出て色々なものに慣れさせて行くことが、穏やかな犬に育てる近道です。ただし、いきなりたくさんの犬や人がいるドッグランなどに連れて行っても、怖さが上回ることがほとんどです。犬のペースに合わせて、少しずつやって行きましょう◎

今回は、犬に多いと言われる5つの性格別に、イイコに育てるコツをご紹介しました。愛犬の性格の長所を引き出してあげられるように、子犬期からしつけやトレーニング、接し方に気を配ってあげてくださいね◎

出典／「いぬのきもち」 2016年12月『性格TOP５別イイコになる育て方』（監修：ジャパンケネルクラブおよび日本警察犬協会公認訓練士、日本動物病院協会家庭犬しつけインストラクター戸田美由紀先生）
文／hasebe
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。