砂の器

劇場公開日:

解説

松本清張による同名原作を、野村芳太郎監督、橋本忍&山田洋次脚本で映画化した社会派サスペンス。モスクワ国際映画祭の審査員特別賞を受賞。2005年6月にデジタルリマスター版が公開されている。東京・蒲田にある国鉄の操車場で殺人事件が発生。被害者の身元がわからず捜査は難航する。しかし、被害者が殺害される直前にある男と会っていたことがわかり、2人の会話から「カメダ」という謎の単語が浮かび上がる。

1974年製作/143分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2005年6月18日

その他の公開日:1974年10月19日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

5.0生き地獄

2024年4月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

壮絶。誰も悪くないのに、こんなことになるなんて。コロナの時も差別あったけど、ここまでじゃない。まさに生きて地獄を見る。辛い流浪の旅で育まれる父と子の情愛と、絆の強さに、涙腺崩壊。警察の地道な捜査で、少しづつ判明する事実と、コンサートの演奏が重なる演出がニクい。舞台裏側から和賀を見つめる2人の刑事。そこは入ったら舞台監督に怒られるところだよ!

BS松竹東急の放送を視聴。

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ぷにゃぷにゃ

3.5松本清張作品、初めて。

2024年4月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

有名なので、松本清張の存在は知っていたけど、わたしはたぶん今回が初めて。
ハンセン病の事とか、時代背景が今と違いすぎて面白い。戸籍のこととか地名を調べるのにめちゃくちゃ苦労するトコとか、色々今じゃ考えられない。
名作で、何度もドラマ化されて擦り倒されている小説だって事も初めて知った。
丹波哲郎がちゃんと演技してるのも初めて観た気がする。
色んな意味で面白かった。

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きゃな

4.0科学的論拠のない差別

1941年にアメリカで特効薬開発
1996年日本、らい予防法廃止
砂の器
連載1960年
映画1974年
まったくお役所仕事、国会議員の認識不足

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全国連加盟国不可侵条約締結、武装中立主義、多様性男女平等自由主義、5名作4良作3いい作品なので他は2以下です。

4.5松本清張の原作は昔読んでいたが、映画は初鑑賞。140分によくまとめ...

2024年2月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

松本清張の原作は昔読んでいたが、映画は初鑑賞。140分によくまとめ上げられた巧みな脚本、情感溢れる映像と日本の原風景。ラストのピアノとオーケストラの演奏、捜査会議、犯人の回想シーンのモンタージュは原作の松本清張も評価するほど圧巻。日本映画としていろいろな意味で文化的価値のある作品だと思う。

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mini
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