おじいちゃん、死んじゃったって。

劇場公開日:

おじいちゃん、死んじゃったって。

解説

祖父の葬儀をきっかけにそれぞれの事情を抱えた家族たちが久しぶりに顔を揃え、本当の家族として未来へと踏み出していく、岸井ゆきの映画初主演作。ある日、祖父の死を報せる電話を取った吉子。葬儀のため祖父の3人の子が久々に集まるが、吉子の父である清二をはじめ、清二の兄や妹、そしてその家族たちは祖父の死を悲しむ余裕もなく、葬儀の準備に追われる。そんな中、親族たちそれぞれが抱えるやっかいな事情が明らかとなり、ひょんなことからそれぞれが本音をさらけだす。吉子は親族たちのやりとりにあきれ返りながら、その流れに身を任せていたが……。岸井が吉子役を演じるほか、父の清二役を光石研、親類たちを岩松了、水野美紀、美保純、岡山天音が演じる。監督はソフトバンクなどのCM演出を手がけ、本作が長編デビュー作となる森ガキ侑大。

2017年製作/104分/PG12/日本
配給:マグネタイズ、松竹メディア事業部
劇場公開日:2017年11月4日

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(C)2017「おじいちゃん、死んじゃったって。」製作委員会

映画レビュー

3.5冠婚葬祭の時って、なんだか人の本音が透けて見えるよなあ……

2022年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、試写会

長編デビュー作となる森ガキ侑大監督が、脚本家・山崎佐保子とのタッグで紡いだ、ハートウォーミングなファミリーコメディ。今やオファーの絶えない岸井ゆきのの映画初主演作でもある。

祖父の葬儀に集まった家族が、その死を悲しむ余裕もないままに、葬儀の準備に追われるのだが、親族それぞれが抱える厄介な事情が明るみとなり、ひょんなことからそれぞれが本音を曝け出す。その描写が実に自然で、作り込まれていないところが尚良い。
葬儀だけでなく、時に結婚式など、親族が集う冠婚葬祭の場では、往々にしてそれぞれが抱える事情が透けて見えてしまう局面って多く見受けられる。極端な言い方をすれば、誰しもが何かしら経験しているのではないだろうか。
今作では岸井の周囲を光石研、岩松了、水野美紀、美保純ら経験豊富な面々ががっちりと固めることで、リアリティを感じさせないリアリティを体現しているところも一興である。

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大塚史貴

3.0主役感

2024年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

 セックス中に祖父死去の電話を受けた吉子。父清二と家族の他、伯父昭夫と離婚した妻子、音信不通だったがフェラーリでやってきた叔母薫、Gクラスに乗った坊さんが、認知症の祖母の元に集まり。
 岸井ゆきの初主演で、7年前の作品。ただ主役感が弱くて、三兄妹演じる役者陣が強すぎたか。

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sironabe

3.0面白く作ろうとしなかっただけ

2023年6月28日
iPhoneアプリから投稿

ネガティブなコメントもチラホラあるけど
好きなように撮りたかったんだろう。

面白く作ろうとしなかったから
面白くなかっただけ。

そういう映画もあるもんだし。

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西の海へさらり

4.5おじいちゃんが死んじゃってから、

2022年10月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

楽しい

おじいちゃんが死んじゃってからの家族親族、葬儀から納骨の数日をかなり現実的に描いた映画ですが、不謹慎ながら楽しく鑑賞しました。
仲悪いし、問題も色々と抱えてるんだけど、なんだかんだいっても家族は家族。
喪主経験したことがありますが、悲しいんだけど考えなきゃいけないこと、やらなきゃいけないことがたくさんあって大変だったのを思い出しました。そのお陰で悲しみも紛れて良かったのかな。
最後のインドを旅する岸井ゆきのさんの映像とても良かったです。

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光陽
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