女子大歓迎♪女将こだわりのお酒と料理、落語をじっくり堪能/落語・小料理 やきもち

やきもち


秋葉原駅から徒歩約8分、岩本町駅、末広町駅から徒歩約10分の「やきもち」は、大通りから1本奥へ入った路地にあります。


やきもち


同店の女将は、長寿番組「笑点」の元ディレクター!「落語をより身近に楽しんでほしい」という思いから、毎週火曜日は噺家さんを招いてお食事と落語を楽しむ“落語会”を開催しているんです。

その縁から、店先には笑点6代目司会者の春風亭昇太師匠から贈られたのぼりが飾られています!


やきもち


さらに奥に進むと5代目司会者の桂歌丸師匠から開店祝いにいただいたのれんが!大御所たちに出迎えられ、気分も高まります。


店内


店内は、白と木材を基調とした、まるでカフェのような空間。

「女性にも気軽に来てほしい」という女将のこだわりが詰まった内装で、初めて訪れる女子もリラックスして過ごせます。


座布団


同店を営む女将は、「笑点」の元ディレクターという異色の経歴の持ち主。

そのため、多くの噺家さんと交流があり、店内にはプレミアグッズが数多くあります。

まず目を引くのは、高座に置かれた座布団!女将が番組を卒業するときにプレゼントされたものだそうです。テレビでしか見ることの出来ないあの座布団を、間近で眺めることができちゃいます!


ランチョンマット


各座席には、有名落語家からいただいた手ぬぐいをリメイクしたランチョンマットやコースターが。女将の粋な心意気を感じますね。

自分の席は誰の手ぬぐいだろう・・・と、座る前からワクワク♪ちなみに、筆者の席は歌丸師匠のランチョンマットでした!


席


席に着いたら、まずはコース代金を支払います。

料金は、落語一席・1ドリンク・前菜・メイン2品・ご飯ものがすべて込みで5,400円(要予約)。

落語は20時からスタートするので、18時のオープン以降は何時に入店しても大丈夫。忙しい女子も自分のタイムスケジュールに合わせて来店できますよ(予約時に来店時間をお伝えください)。


おはじき


同店には「お座敷遊びをしているような感覚を楽しんでほしい」という、女将考案の小粋なシステムが。

1つ500円のおはじきを購入すると、ドリンクチケット・おつまみ1品追加・落語家さんへのおひねりとして使用できます。(余ったおはじきはキャッシュバック)

お座敷気分を味わって、いつもと違う夜を楽しんでみて。


ドリンク


ドリンクも、日本酒や岐阜の酒蔵で製造しているレアなウイスキー、伊豆無農薬レモンサワー(冬季限定)など、様々なお酒が勢揃い。

お酒好きの女将ならではの、こだわりのラインナップを楽しめます。


玉柏


まずは、オススメの岐阜の日本酒「玉柏」を注文。さらっとした飲み口なのに、ふくよかな香りが口いっぱいに広がります。


前菜


季節ごとの旬食材が楽しめるコース料理も同店の魅力。

この日の前菜は、「菊菜と菊花のお浸し・五目豆・茄子と青とうの醤油煮」。心が温まる家庭的な3品です。


お浸し


見た目も鮮やかなお浸しは、体中に優しさが染み込んでいくようなホッとする味わい。

仕事の疲れがほぐされていくようなおいしさを楽しんで♪


豚揚げパンまぶし


メインは、肉料理と魚介料理が一品ずつ。

肉料理は「豚揚げパンまぶし」という、珍しい一品でした。


豚揚げパンまぶし


パンと豚バラがミルフィーユになっていて、サクサク食感が楽しい逸品!

女将の祖母が料理研究家ということもあり、ここでしか楽しめないオリジナル料理にも出会えるかも知れません♪


ヤリイカと野菜の煮物


魚介料理は、味噌の風味豊かな「ヤリイカと野菜の煮物」。

創意工夫がこらされたおいしい料理の数々に、お酒も進んでほろ酔い気分♪

癒しのひとときを満喫し、お腹が満たされたところで、いよいよ落語会のスタートです!


女将さん


まずは女将さんのあいさつから。

噺家さんの紹介や注意事項などを分かりやすく丁寧に説明してくれます。


三遊亭歌武蔵師匠


今回登場したのは、女将が“落語界のキング・オブ・デブ”と尊称する三遊亭歌武蔵師匠。パワーある語り口調と大胆な所作が魅力的な噺家さんです。

歌武蔵師匠は、なんと元力士!そのため、今の相撲界の裏話から相撲にちなんだ人情ものの古典落語「稲川」まで、相撲にまつわる噺を惜しげもなく披露してくれました。


三遊亭歌武蔵師匠


なにより驚くのは、噺家さんとの距離感。こんなに間近で落語を鑑賞できる場所はそうそうありません。

迫力満点で臨場感たっぷりの落語は、面白さも段違い!めいっぱい笑って、ストレス発散しちゃいましょう♪


さつまいもと小豆のご飯とお吸い物


落語を堪能した後は、〆の「さつまいもと小豆のご飯とお吸い物」でほっこり。 お腹も心も満たされて、落語会は終了・・・かと思ったら、客席に歌武蔵師匠がきてくれました!

同店では、公演後に一緒にお酒を飲んだり、記念撮影をしてくれる噺家さんも多いのだそう。普段なかなか接することができない落語家との交流は、心を豊かにしてくれそう。


さつまいもと小豆のご飯とお吸い物


落語好きな人も、そうでない人も、「やきもち」に来れば日本の古典芸能をより身近に楽しめること間違いなし♪

おおいに笑って、寒さも日頃の疲れも全部吹き飛ばしちゃいましょう!


落語・小料理 やきもち

住所:東京都台東区台東1丁目12-11 青木ビル1階B号
電話番号:03-6803-2050
営業時間:火~金18:00~23:30、土(予約のみ)17:00~23:00、日(イベント開催時のみ、不定期開催)17:00~23:00※落語会、イベント開催日以外に4名以上で来店の際は要予約
定休日:月曜
最寄駅:秋葉原/岩本町/末広町



取材・文/牧 五百音

※2017年11月20日の情報です。価格や内容は変更になる場合があります。
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