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*17:07JST 米国株見通し：上げ渋りか、週末前の手仕舞い売りで下押しも （16時50分現在） S&P500先物　 　 2,449.50（+60.50） ナスダック100先物　 　7,532.00（+258.50） グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は500ドル超高。NY原油先物（WTI）の回復基調も続き、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。 前日の大幅安で、19日は自律反発。ダウは188ドル高で20000ドルの大台を回復している。新型コロナウイルスの被害拡大による懸念で売りに押される場面もあったが、主要中銀の緩和策や緊急対策法案の議会通過などが好感された。割安感の生じたハイテク株への買いが強まったほか、原油価格の持ち直しでエネルギー株が買い戻され、指数を押し上げた。 20日はウイルスへの警戒は続くものの、連邦準備制度理事会（FRB）の資金供給を支えに買いが継続。また、原油相場が落ち着きを取り戻し、関連銘柄の買戻しが続きそうだ。一方、前日発表された失業保険申請件数など経済指標の予想外の悪化で、先行きへの不安が残る。また、中国人民銀行の政策金利引き下げ見送りも注目され、週末に伴う調整の売りに押される可能性もあろう。 《TY》