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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、週末控え欧州通貨売りでドル買戻し

2020/12/4 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、週末控え欧州通貨売りでドル買戻し 4日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。新型コロナウイルスのワクチン実用化を背景に、リスク選好ムードが続く見通し。ただ、足元で欧州通貨に過熱感も広がり、週末を控えドルの買戻しが見込まれる。 ワクチンは来週にも英国で接種が始まる見通しとなったほか、米国でもバイデン次期大統領が普及に前向きな姿勢を示しており、世界を席巻したコロナの感染縮小に向け期待が高まる。各国経済への打撃は残るものの、回復シナリオの前倒しに思惑が広がりリスク選好ムードが続いている。前日もドル売り基調が鮮明となり、ユーロ・ドルは1.2175ドルまで強含み、ドル・円は103円67銭まで下落。本日アジア市場では前日のドル売りが一服し主要通貨は対ドルで上げ渋ったが、安全通貨売りの流れに変わりはない。 この後の海外市場は、欧州通貨の値動きが注目される。ユーロ・ドルは2018年4月以来、ポンド・ドルは昨年12月以来とそれぞれ高値圏に浮上。特にユーロ・ドルは足元の上昇ピッチの速さから、週末を控え調整の売りが出やすい。一方、今晩の米雇用統計は失業率が前月から小幅に低下するものの、非農業部門雇用者数は減少する見通し。今週発表された雇用関連統計は強弱まちまちで、今晩の指標から回復鈍化が示されれば株売りが見込まれる。その際にはドルにリスクオフの買いが入り、対円では下げづらいだろう。 【今日の欧米市場の予定】 ・18:30 英・11月建設業PMI(予想:52.0、10月:53.1) ・22:30 米・11月非農業部門雇用者数(予想:+47.8万人、10月:+63.8万人) ・22:30 米・11月失業率(予想:6.8%、10月:6.9%) ・22:30 米・11月平均時給(前年比予想:+4.2%、10月:+4.5%) ・22:30 米・10月貿易収支(予想:-648億ドル、9月:-639億ドル) ・22:30 カナダ・11月失業率(予想:8.9%、10月:8.9%) ・22:30 カナダ・10月貿易収支(予想:-31.0億加ドル、9月:-32.5億加ドル) ・24:00 米・10月製造業受注(前月比予想:+0.8%、9月:+1.1%) ・24:00 米・10月耐久財受注改定値(前月比予想:+1.3%、速報値:+1.3%) ・24:00 ボウマン米FRB理事オンライン討論会出席(地域金融とフィンテック関連) ・01:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁オンライン質疑応答 《FA》