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前場に注目すべき3つのポイント~米国のハイテク株上昇がセンチメントを明るくさせる

2021/1/22 8:50 FISCO
*08:50JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国のハイテク株上昇がセンチメントを明るくさせる 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:米国のハイテク株上昇がセンチメントを明るくさせる ■カプコン、21/3上方修正 営業利益305億円←255億円 ■前場の注目材料:いすゞ、CASEに1000億円投資、ボルボなどと連携加速 ■米国のハイテク株上昇がセンチメントを明るくさせる 22日の日本株市場は、引き続き底堅さが意識される相場展開が見込まれる。21日の米国市場はNYダウが小幅に下落する一方で、ナスダックは上昇。良好な雇用や住宅関連指標を好感して始まった後に利食いの流れもみられNYダウは小幅に下落となったが、一方でハイテク株が軒並み買われており、この流れからナスダックは連日で最高値を更新している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の28665円。円相場は1ドル103円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い優勢の展開になりそうである。ただし、インテルが6%を超える上昇をみせるなど、ハイテク株の強い値動きにより昨日日経平均の重石となった東エレク<8035>やアドバンテ<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の反発が期待され、日経平均の底堅さが意識されやすいところである。SOX指数は1.5%上昇しているほか、VIX指数は連日で低下していることもあり、押し目買い意欲の強さもみられよう。 また、日経平均は29000円手前でのこう着が続いているが、来週以降、本格化する決算を控えていることもあり、大きなトレンドは期待しづらいところであろう。一方で、日経225先物はナイトセッションで28500円を割り込まずに下げ渋りをみせていることもあり、28500円~29000円のレンジは継続。28500円辺りでの底堅さが意識されており、弱含みの場面では押し目狙いのスタンスになりそうである。 日経平均がこう着感を強めるようであれば、昨日3%を超える上昇をみせているマザーズ銘柄など新興市場の中小型株に個人主体の資金がシフトしやすい。昨日の大幅上昇に対する利益確定の流れも意識されるが目先調整は想定内であり、利食い一巡後の切り返しも期待されるところ。米国のハイテク株の上昇もセンチメントを明るくさせよう。 ■カプコン、21/3上方修正 営業利益305億円←255億円 カプコン<9697>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は255億円から305億円に上方修正している。コンセンサスと同水準となる。デジタルコンテンツ事業においては、積極的に推進してきたデジタル販売の拡大が奏功し、新作タイトル「バイオハザード RE:3」が堅調に推移。また、前期発売の「モンスターハンターワールド:アイスボーン」が好調。加えて、3月発売予定の大型新作タイトル「モンスターハンターライズ」の受注が順調な滑り出しを見せている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28756.86、+233.60) ・ナスダック総合指数は上昇(13530.91、+73.67) ・1ドル103円40-50銭 ・SOX指数は上昇(3132.17、+47.14) ・VIX指数は低下(21.32、-0.26) ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・いすゞ<7202>CASEに1000億円投資、ボルボなどと連携加速 ・富士電機<6504>印で低圧インバーター、現地生産に転換 ・日ペHD<4612>船舶用防汚塗料を開発、溶出量を半減 ・東洋紡<3101>PCR試薬2倍、敦賀で来月増産、検査需要拡大に対応 ・パナソニック<6752>パナソニック・シャープ、ワクチン保冷容器に参入 ・日本製鉄<5401>東京製綱にTOB、出資19.91%に引き上げ ・武田薬<4502>米モデルナ開発のワクチン、国内で臨床試験開始 ・帝人<3401>オランダに拠点、環境負荷低減の技術開発 ・丸紅<8002>丸紅など3社、中国吉林省で不動産開発 ・オークマ<6103>DX全社プロ立ち上げ、23年度以降に組織改革 ・ダイキン<6367>韓国に新工場、半導体用エッチングガス生産 ・三菱ガス<4182>カーボンニュートラル加速、地熱発電・省エネ拡大 ・東レ<3402>折り曲げ耐久性15倍のポリマー材料、PA6で実現 ・富士フイルム<4901>ノロウイルス増殖に成功、iPS細胞活用 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 12月消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:-1.1%、11月:-0.9%) <海外> ・09:30 豪・12月小売売上高速報値(前月比予想:-1.5%、11月:+7.1%) 《ST》
関連銘柄 17件
3101 東証プライム
1,106
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時価総額 98,488百万円
フィルムや自動車用資材、環境関連素材、バイオ・医療等の高機能製品を製造、販売する。16の国と地域で事業展開。今期3Q累計は液晶偏光子保護フィルムが増加も、PCR検査用試薬や放送用フィルムが足踏みとなった。 記:2024/04/08
3401 東証プライム
1,516
4/26 15:00
+0.5(%)
時価総額 300,098百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
3402 東証プライム
702.8
4/26 15:00
+4.2(%)
時価総額 1,146,605百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4182 東証プライム
2,755.5
4/26 15:00
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時価総額 612,380百万円
化学材料メーカー。半導体用BT材料や超純過酸化水素、光学樹脂を製造、販売する。半導体向けに強い。ガス田開発やメタノールも提供。今期3Q累計は新規連結化や円安が寄与も、芳香族化学品や有機化学品が伸び悩んだ。 記:2024/04/14
4502 東証プライム
4,089
4/26 15:00
-1(%)
時価総額 6,469,922百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
982.3
4/26 15:00
+9.8(%)
時価総額 2,328,554百万円
塗料世界4位。アジアに強く、中国の建築用で高シェア。配当性向は30%目途。日本は収益伸長。工業用塗料や汎用塗料は売上横ばいだが、自動車用塗料は堅調。23.12期3Qは収益好調。通期利益予想を上方修正。 記:2024/01/27
3,328
4/26 15:00
+5(%)
時価総額 4,139,623百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5401 東証プライム
3,444
4/26 15:00
+15(%)
時価総額 3,272,906百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6103 東証プライム
7,029
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時価総額 237,264百万円
工作機械大手。マシニングセンタやNC旋盤に強み。国内生産にこだわり。日本は価格転嫁や生産の効率化などで2桁増益。産業機械や農業・建設機械等の需要が底堅く、欧州は堅調。24.3期3Q累計は営業増益。 記:2024/03/05
6367 東証プライム
21,160
4/26 15:00
+760(%)
時価総額 6,202,292百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6504 東証プライム
9,902
4/26 15:00
-113(%)
時価総額 1,478,339百万円
大手総合電機。パワー半導体やパワーエレクトロニクス機器に強み。地熱発電設備で世界トップシェア。エネルギーマネジメント分野は増収。電源機器の大口案件等が寄与。半導体分野は堅調。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/26
1,338
4/26 15:00
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時価総額 3,283,528百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7202 東証プライム
1,949.5
4/26 15:00
+10(%)
時価総額 1,515,623百万円
トラック・バスなど商用車製造販売大手。国内トラックシェアは3割強。傘下にUDトラックス。トヨタと資本提携。ティアフォー社と路線バス領域での自動運転システム開発で協業。業容安定し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/22
8002 東証プライム
2,706
4/26 15:00
+35.5(%)
時価総額 4,649,482百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9697 東証プライム
2,619.5
4/26 15:00
-3(%)
時価総額 1,396,222百万円
ゲームソフト大手。人気IPを多数保有。アミューズメント施設の運営や関連機器の開発も。24.3期3Q累計は昨年6月発売の「ストリートファイター」新作などが業績に貢献。施設運営や機器販売も伸びて増収宇増益に。 記:2024/04/11