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エスプール Research Memo(3):2019年11月期業績は主力2事業の好調により大幅増益を達成

2020/2/12 15:03 FISCO
*15:03JST エスプール Research Memo(3):2019年11月期業績は主力2事業の好調により大幅増益を達成 ■業績動向 1. 2019年11月期業績の概要 エスプール<2471>の2019年11月期の連結業績は、売上高で前期比18.4%増の17,522百万円、営業利益で同63.1%増の1,604百万円、経常利益で同61.4%増の1,626百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同74.7%増の1,082百万円といずれも期初会社計画を上回り、過去最高業績を連続更新した。 売上高は人材アウトソーシングサービスが前期比20.5%増、障がい者雇用支援サービスが同39.3%増と主力2事業がそろって好調に推移したことが増収要因となった。また、売上総利益率は収益性の高い障がい者雇用支援サービスの売上が大きく伸張したこと、ロジスティクスアウトソーシングサービスの収益改善効果等により、前期比2.6ポイント上昇の29.8%となった。販管費は事業拡大に伴う人件費増を主因として前期比18.8%増加したが、業績好調により特別賞与84百万円を2019年11月期第4四半期に計上している。 営業利益率は売上総利益率の改善により、前期比2.6ポイント上昇の9.2%と過去最高水準を連続更新した。営業利益の主な増減要因を見ると、障がい者雇用支援サービスで315百万円、ロジスティクスアウトソーシングサービスで206百万円、人材アウトソーシングサービスで178百万円、採用支援サービスで88百万円、その他事業で71百万円の増益となり、本社・共通費用の増加238百万円を吸収する格好となった。特に、2019年11月期は主要2事業の利益増だけでなく、前期に損失を計上したロジスティクスアウトソーシングサービスや採用支援サービスも黒字転換し、主要事業すべてで黒字化を達成したことが特徴となっている。 なお、2019年9月の台風上陸に伴い、農園設備が倒壊するなどの被害が発生し、特別損失として100百万円を計上したが、一方で災害にかかる受取保険金157百万円を特別利益として計上している。 会社計画比では障がい者雇用支援サービスが主な上振れ要因となっている。障がい者雇用の旺盛なニーズに対応すべく、新規農園の開設や就労者の確保が順調に進んだことにより、農園の区画販売数が922区画と期初計画の800区画を上回り、設備販売や人材紹介等の売上が計画以上に伸張した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
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