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アイナボHD Research Memo(1):中堅の住設・外壁工事会社。中期経営計画の目標(営業利益19億円)は達成

2020/6/29 16:01 FISCO
*16:01JST アイナボHD Research Memo(1):中堅の住設・外壁工事会社。中期経営計画の目標(営業利益19億円)は達成 ■要約 アイナボホールディングス<7539>は、傘下に連結子会社4社、非連結子会社2社を抱える純粋持株会社である。主要事業は、タイルやサイディングなどの外壁工事、システムキッチンや各種水周り機器などの住設工事及び建材販売、住設機器販売である。施工と建材・住設機器の卸売を両方行うユニークな企業である。これらの業務を主に中小ゼネコンや工務店向けに行っているが、大手ゼネコンからの工事受注もある。徹底した資金回収管理、工事進捗管理を実行しており、その結果、手元のネットキャッシュ(現金及び預金−借入金)は9,287百万円(2020年9月期第2四半期末)と豊富でありバランスシートは強固である。 1. 2020年9月期第2四半期業績概要(実績) 2020年9月期第2四半期の連結業績は、売上高35,646百万円(前年同期比0.1%増)、営業利益1,552百万円(同0.3%増)、経常利益1,670百万円(同0.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,060百万円(同4.1%増)となった。主力の戸建住宅事業は減収・減益となったが、大型物件事業が好調に推移したことから売上総利益率が改善(0.3ポイント)し、全体では前年同期並みの利益を確保した。新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の影響は、上半期においては軽微であった。 2. 2020年9月期見通し 2020年9月期通期の業績については、コロナの影響が見極められないことから現時点では予想の開示は見送られた。 3. 新中期経営計画を発表 前回の中期経営計画の目標は2019年9月期に売上高700億円、営業利益19億円、営業利益率2.7%であったが、この目標はほぼ達成された。新たに発表された新中期経営計画(2022年9月期最終年度)では、売上高900億円(M&A含む)、営業利益率2.5%(22.5億円)を目標としている。売上高はかなり高い目標であるが、営業利益率はかなり控え目と思われ、売上未達でも利益は達成できる可能性はありそうだ。足元の2020年9月期の予想は現時点では未定であるが、この中期経営計画目標は変えていない。株主還元については配当性向30%を目途としているが、2020年9月期の配当金額は未定。 ■Key Points ・主力事業は外壁工事、住設工事及び建材販売。管理体制の徹底で財務基盤は強固 ・進行中の2020年9月期はコロナの影響で予想開示は見送り ・新中期経営計画の目標は2022年9月期に売上高900億円、営業利益率2.5% (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《EY》
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住宅建材や住設機器の販売等を行う。タイルに強み。関連工事も。M&Aを積極化。大型物件事業は堅調。タイル及び石材工事、空調衛生設備工事の売上が増加。売上総利益率の改善等により、24.9期1Qは2桁増益。 記:2024/04/07