元日本代表監督の岡田武史オーナーが野望を激白! FC今治のJ昇格へ「僕の妄想ですが…」

FC今治の新体制会見でチームのビジョンを熱く語った岡田オーナー

 今季からJFLに参戦するFC今治が27日に新体制発表会を開催し、育成コーチとして日本代表コーチや日本サッカー協会技術委員長を歴任した小野剛氏、トップチームのGKコーチとしてU-23代表GKコーチなどで指導経験を持つ藤原寿徳氏が就任すると発表した。またチームアドバイザーとして、元日本代表10番で東京ヴェルディ1969やFC岐阜の監督を務めたラモス瑠偉氏の就任も決定している。

 今夏完成予定のスタジアム名は「ありがとうサービス.夢スタジアム」に決まり、目標とするJ3昇格に向けて万全の体制を整えたなか、元日本代表監督で今治のオーナーを務める岡田武史氏は会場に足を運んだ観客に向けて、チームのビジョンを熱く語り、思い描く野望を明かした。

 チームの進むべき方向性に関しては「面白いサッカー、強いサッカーを目指していく」と言及したうえで、「そこでは岡田メソッドをみんながフリーでチャレンジしていく。各チームに指導者を派遣したり、サッカー教室を開いたり、トレセンをしたり、指導者養成などを通じて、今治のピラミッドの底辺を広げていきたい」と語る。

 さらに、岡田オーナーは育成年代に力を注ぎこみたいと力説。とりわけ強化したいのが高校1年の年代で、今年3月には韓国遠征も実施するという。

「今、今治の一学年でサッカーしているのが100人いますが、それを200人にしていきたい。そして全体のレベルをアップしていきたいと思っている。特に高校1年生のトレセンは、3月に韓国遠征にも行ってもらう。そうやって今治全体で強くなってもらう。そして今治の地方創生に少しでも力になりたい」

 

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