アトレティコ・マドリーのヤン・オブラク【写真:Getty Images】
フットボールリークスが次々と選手の移籍情報、契約情報を暴露する中で、今回はアトレティコ・マドリーのGKヤン・オブラクの契約内容が明らかにされた。10日、スペイン紙『アス』が報じている。
同紙は、2014年夏にベンフィカからアトレティコへとやってきたスロベニア人守護神の移籍情報について、興味深い点を3点ほど紹介している。
まずは、同選手の代理人である、同法のスロベニア人のミハ・ムラカール氏が、オブラクが次にアトレティコから他クラブに移籍する際に、移籍金の12.5%を受け取ることができるということ。
次に、オブラクのベンフィカからアトレティコへの1600万ユーロ(約19億5000万円)とされる移籍金のうち、ベンフィカの手元に入ったのは946万ユーロ(約11億5000万円)ということだ。残りは、他組織、仲介業者などに渡っている。
3点目は、上述の仲介業者へのコミッションのうち20%が、クリスティアーノ・ロナウドらを抱える大物代理人ジョルジュ・メンデス氏の事務所に渡っているとのことだ。これは、オブラクが2013年夏にリオ・アベからベンフィカに移籍する際に、同氏の事務所がその合意に関わったことによるものだという。
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