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「サッカー界の恥だ!」。ネイマールが見せた過剰演技5選。もはや笑うしかない、ピッチ上の俳優【編集部フォーカス】

世界でも屈指の実力を持つネイマール。しかし、試合中に過剰とも呼べる演技を披露してしまうことで、批判の的となってしまうこともしばしば。今回フットボールチャンネル編集部では、過去にネイマールが試合中に露呈しまった過剰な演技を5つ紹介する。(2019年5月掲載の記事を再編集したものです)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ロシアW杯、対コスタリカ戦

ネイマール
ロシアW杯のグループリーグ第2節、対コスタリカ戦で大げさに倒れるネイマール【写真:Getty Images】


 2018年に行われたロシアワールドカップ。ネイマールはブラジル代表のエースとして期待され、背番号10を身に付け同大会への出場を果たしていた。

 迎えたグループリーグ第2節、対コスタリカ戦。ブラジルは土壇場で2-0の勝利を収めた。

 ネイマールはこの試合で2点目をマークするなど勝利の立役者になったが、78分に披露した大げさなプレーが話題となった。背番号10はペナルティエリア内でボールをキープし、一度相手を交わそうと切り返しを試みた。しかしマークに付いていたジャンカルロ・ゴンサレスに手をかけられ、ピッチに倒れ込んだネイマール。主審はこのプレーをファウルと判定し、ブラジルにPKを与えた。

 しかしリプレイ映像を見てみると、ゴンサレスは確かに手を出してはいるのだが、そこまで強くネイマールに当たっていないようにも思えた。引っ張っているわけでもないし、押したような仕草も見受けられなかった。

 すると主審はこの大会で採用されていたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を使用。映像を確認した主審はファウルがなかったとしてブラジルのPKを取り消したのである。ネイマールの過剰演技がVARによって暴かれたのだ。

 試合後には「VARがネイマールの演技を見破った」「VARが試合をコントロール」といったコメントが多く見受けられた。ネイマールの評価は下がったが、反対にVARの評価が上がった試合となったのである。

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