浪速のエリカ様こと上西小百合衆院議員(34)が、8日の巨人-阪神戦(東京ドーム)の観戦を予告。サッカーJ1浦和のサポーターらを批判し、殺害予告を受けたお騒がせ台風上陸で、巨人の城に嵐が吹き荒れる。
巨人が球団ワースト13連敗を喫した直後の6月9日未明、上西議員は「今の巨人は高橋監督のせいじゃない。求心力を失った渡辺恒雄主筆を利用した輩のせいだ」と持論をツイートし、擁護に回った。だが自身は阪神ファンだといい、来月の伝統の一戦にプライベートで応援にかけつける意向を示している。
巨人関係者は7月31日、「寝耳に水だが、なぜ甲子園でなくウチのホームなのか。いずれにせよ、自分でチケットを買いプライベートで来るなら、どうこう言えない」と静観の構えを示した。
球場での警備を担当する株式会社東京ドームの関係者はこの日、「報道等を通して、観戦の意向は把握している」。首相経験者など大物政治家が一般席で野球観戦する場合は、球場側に迷惑がかからないよう事前に本人側から通知されるケースもあるが、同日午前現在、上西議員から連絡はないという。
前出関係者は「政府要人レベルなら所轄警察署の対応になるし、入場者全員を金属探知機でチェックする態勢になるが、著名人や芸能関係者のプライベート観戦で通常、特別な警備を敷くことはない。球団側から『プラスアルファ』の警備を要請されることもあるが、今回はないので通常通りの予定」と説明する。