上原浩治がイチローの投球に“脱帽” 「俺よりも球が速い…」

メジャー初登板で1回を2安打1失点

 レッドソックスの上原浩治投手(40)が4日(日本時間5日)の敵地フィリーズ戦でメジャー初登板を果たしたマーリンズのイチロー外野手の投球に“脱帽”している。

 イチローはこの日の8回にマウンドに上がり、1回2安打1失点と好投。米国でも大きな話題となった登板について、上原のツイッターにフォロワーから感想を求める質問が寄せられた。

 これに対し、上原は「俺よりも球が速い…(^^;;」と一言だけ返答。メジャーで絶対守護神として活躍する右腕は140キロ台前半のストレートとスプリットを武器に三振を量産しているが、この日、最速89マイル(約143キロ)をマークしたイチローの球速に感心した様子を見せた。

 イチロー自身は試合後、地元メディアの取材に対して「僕は真っ直ぐが一番いい(球種)と思っていたんだけど、実はスライダーだった。ショックだった。もう2度とピッチャーの悪いことはいいません。野手はピッチャーの悪口を言いがちだけど、僕は2度と言わないようにします」と不満の色も見せているが、周囲を驚かせるには十分な内容だったようだ。

 上原自身は今季途中で打球を受けて、8月7日が最後の登板となった。シーズンを終えたこの日は自身のツイッターで「皆さん、おはようございます。そして、今年一年、応援ありがとうございました。2015年のシーズンが終わりました。また、来年もよろしくお願いします」と感謝のコメントを綴っている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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