永久追放のピート・ローズ氏がアストロズを猛批判 「選手にも処分を与えるべき」

レッズなどで活躍しながらも野球賭博への関与により永久追放処分を受けたピート・ローズ氏【写真:Getty Images】
レッズなどで活躍しながらも野球賭博への関与により永久追放処分を受けたピート・ローズ氏【写真:Getty Images】

メッツのベルトラン新監督にも不信感「彼は首謀者じゃないのか?」

 メジャー最多の通算4256安打を誇る一方、野球賭博への関与により永久追放処分を受けたピート・ローズ氏がGM、監督が解任される騒動となったアストロズのサイン盗みについて言及し「サイン盗みを行っていた選手たちにも処分を与えるべきじゃないのか?」と批判している。

 米ニュースサイト「NJ. com」は「アストロズのサイン盗みが自身の野球賭博よりも酷いと感じ、選手が“無罪放免”となることに疑問」との見出しで、今回のサイン盗み疑惑についてローズ氏の見解を伝えている。

 ローズ氏は自身が野球賭博を行っていたことを「私は間違ったことをした」と後悔しつつ「間違っていたが、野球を汚してはいない」と主張。アストロズと自身が犯した罪は「大きく異なる」としMLB機構が厳罰を下したことを言及した。

 その中でもGMとヒンチ監督が処分を受け球団から解任される事態となったが、その部分にもローズ氏は納得していないようで「選手たちはどうなんだ? 無罪放免されるべきか? サイン盗みを行っていた選手たちにも処分を与えるべきじゃないのか? 処分がない。これはフェアか?」と疑問を投げかけている。

 また、2017年当時、アストロズの選手として所属したメッツのベルトラン新監督にもローズ氏は“噛みつき”「メッツの監督のままでいられるのか? 彼は首謀者じゃないのか? 実際にどれほど多くの人が関わっているのか想像できない。私にはそのようなことはできないよ」と怒りを口にしていた。

(Full-Count編集部)

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