イチロー氏は「最も才能のある打者」 通算216勝シリング氏が回顧

マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏【写真:Getty Images】
マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏【写真:Getty Images】

3度の世界一シリング氏が「対戦した最高の打者は?」ボンズ氏、イチロー氏らの名前が挙がった

 レッドソックス、ダイヤモンドバックスなどで通算216勝を挙げたカート・シリング氏が9日(日本時間10日)、自身のツイッターを更新。対戦した最高の打者に、昨年3月に現役引退したイチロー氏(現マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)の名前を挙げた。

 フォロワーの「対戦した最高の打者は?」との質問に、シリング氏は「最も“才能のある”打者? ボンズ、グウィン、モリター、イチロー……」と返答した。現役時代、シリング氏はイチロー氏に対して13打数1安打の打率.077、1打点、1三振。対戦成績では圧倒しているように見えるが、レジェンドたちと共に名前を挙げた。

 シリング氏は01年にダイヤモンドバックスをワールドシリーズ制覇へ導き、ランディー・ジョンソン氏と共にワールドシリーズMVPを受賞。レッドソックス時代の04年には靴下を血で染めながらも好投してチーム86年ぶりの世界一。07年のワールドシリーズ制覇にも貢献している。2000年代を代表する大投手だが、巧みなバットコントロールに俊足を兼ね備える打者・イチローは強烈なインパクトとして残っているようだ。

(Full-Count編集部)

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