ヤ軍356億円右腕コールが田中将大に“弟子入り” 「少しだけコツを教えてくれた」

ヤンキース・田中将大と話すゲリット・コール(右端)【写真:木崎英夫】
ヤンキース・田中将大と話すゲリット・コール(右端)【写真:木崎英夫】

コールはブルペン投球を終えた田中に歩み寄り「どんなドリルや練習をしているのか彼に聞いた」

 投手史上最高額となる9年3億2400万ドル(約356億円)の大型契約で移籍したヤンキースのゲリット・コール投手が17日(日本時間18日)、フロリダ州タンパで行われているスプリングトレーニングで田中将大投手に“弟子入り”した。自ら歩み寄りアドバイスを受けた最強右腕は「少しだけコツを教えてくれた」と満足気に語った。

 最強右腕も田中の投球に目を奪われた。実戦形式の登板を前にブルペンに入った田中は24球を投げたが、その後に歩み寄ってきたのが新加入のコールだった。

 田中に自らの投球フォームを見せながら話した内容についてコールは「違う球種を投げる上で、投球メカニック(フォーム)を同じにするために、どんなドリルや練習をしているのか彼に聞いただけさ。彼は少しだけコツを教えてくれたから練習してみるよ」と何らかのヒントを得た様子。

 名門ヤンキースでメジャーデビューから6年連続2桁勝利を挙げる日本人右腕をリスペクトするコールは「彼はたくさんの球種を操るからね。スプリットとか他の球種も。彼は毎回投球フォームが同じだから、どんなことをしているか聞いてみたんだ」と興味津々だった。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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