ヤクルト歴代ベストナインを独自選出 野村&古田、最強師弟コンビが圧倒的支持

2019年のヤクルトOB戦に出場した野村克也氏(右)と古田敦也氏【写真:荒川祐史】
2019年のヤクルトOB戦に出場した野村克也氏(右)と古田敦也氏【写真:荒川祐史】

投手は金田正一氏、注目の遊撃手は宮本慎也が池山2軍監督を上回る

 開幕延期で「野球ロス」になっている方々に少しでも心の隙間を埋めていただきたく、Full-Count編集部では、ツイッターで“夢のベストナイン”アンケートを実施している。第3回はヤクルト編。監督部門では圧倒的な投票を集めて野村克也氏が、捕手部門では古田敦也氏がトップになった。投手は国鉄時代に通算353勝を挙げた不滅の400勝左腕・金田正一氏が選出された。

 編集部の独断により、“各ポジション”で4選手をノミネート。候補者を挙げるだけでも難航したが、全体で最も多くのシェアを獲得したのは捕手部門の古田氏で、実に97%。「野村ID野球」を体現し、MVP2度、ベストナイン9度、ゴールデングラブ賞を10度受賞した希代の名捕手の人気は不変だった。金田正一氏とのバッテリーは“NPB最強”といっても過言ではないだろう。

 監督部門では、在任中にリーグ優勝4度、日本一3度と黄金時代を築いた野村克也氏が89%、二塁手部門では「トリプルスリー」3度の山田哲人が91%と、こちらも圧倒的な“支持”を得た。注目の遊撃手部門では通算2133安打&ゴールデングラブ賞10度(遊撃6度、三塁4度)の宮本慎也氏が、球団最多の通算304本塁打を放った池山隆寛氏(ヤクルト2軍監督)を上回った。左翼手部門では球団最多の2173安打を記録した若松勉氏が惜しくも涙をのんでいる。

 一方で、バレンティン、ペタジーニ氏、ラミレス氏(現DeNA監督)という球史に残る強打の助っ人が顔を揃え、打線も破壊力満点の陣容となった。このメンバーで試合をしたら……夢が膨らむ豪華布陣だ。

【夢のベストナイン・ヤクルト編】
投手 金田正一
救援 高津臣吾
捕手 古田敦也
一塁 ペタジーニ
二塁 山田哲人
三塁 岩村明憲
遊撃 宮本慎也
左翼 ラミレス
中堅 青木宣親
右翼 バレンティン
監督 野村克也

【打順を勝手に組んでみた】
1(二)山田哲人
2(中)青木宣親
3(一)ペタジーニ
4(右)バレンティン
5(左)ラミレス
6(三)岩村明憲
7(捕)古田敦也
8(遊)宮本慎也
9(投)金田正一

【一覧】希代の知将、NPB最強バッテリー、トリプルスリー達成者に超強力助っ人トリオも…球団史を彩った若松&池山氏は?

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