オリックスが41歳能見を獲得したワケ 福良GM「全員が成長できれば」

オリックス入団が発表された能見篤史(写真は阪神時代)【写真:荒川祐史】
オリックス入団が発表された能見篤史(写真は阪神時代)【写真:荒川祐史】

オリックス能見が入団会見「若い選手にプラスになるような手助けをしたい」

 オリックスは18日、阪神を退団して新加入した能見篤史投手の入団会見を行った。球団公式ホームページは福良淳一GMのベテラン左腕への期待のコメントを紹介。「能見投手は人間的にも素晴らしく、体も投げるボールも元気ですから、姿勢を見て、若い選手がよい刺激になると思います。能見投手の姿をみて全員が成長できればと思っています」と語った。

 オリックスは今季2年連続の最下位に沈んだものの、チーム防御率3.97はリーグ3位の好成績だった。先発陣では今季奪三振王に輝いた山本由伸、山岡泰輔と柱となる若手投手がいる。能見は今季リリーフとして34試合登板。1勝0敗1セーブ、4ホールド、防御率4.74だったが、5度の2桁勝利を達成してきた先発左腕だ。侍ジャパンとしては13年WBCに参戦。福良GMは41歳の有形無形の貢献を期待しているようだ。

 能見も「若い選手が非常に多いので、若い選手にプラスになるような手助けをしたいと思います。言葉で伝えるのは得意な方ではないので、練習方法だったり、飛躍になるような良いきっかけをサポートして一緒に成長できればと思っています」とコメントしている。経験豊富なベテランと若手が切磋琢磨し、来季は巻き返したいところだ。

(Full-Count編集部)

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