仕方なし…か?
物事には限度というものがあるのかもしれません。Apple(アップル)関連の様々な資料を網羅した非公式サイト「The Apple Archive」がデータの大量取り下げという危機に瀕しています。
The Apple Archiveは1万5000点以上のAppleに関する資料、例えば内部向けトレーニングビデオだったり、広告などを集めていたサイトです。
そしてこのサイトを管理しているSam Henri Gold氏によると、先週金曜日にAppleの弁護士から大量のDMCA違反(アメリカにおけるデジタルデータの著作権保護法)の訴えをうけ、Vimeoにアップロードしていた大量の動画が削除されてしまったのです。
Gold氏はこの時の様子について、「2分間で700通もの(動画削除についての)メール通知を受けたんだぜ?」と語っています。Apple法務部(?)、恐るべし…。
— Sam Henri Gold (@samhenrigold) January 25, 2020
1月25日時点で、Apple Archiveには264個の動画や、印刷されたビンテージ広告が残されていたそうです。また、Gold氏は今後もサイトを継続したい意向を伝えており、Appleと協力するつもりがあるとしているのです。
Appleを愛しすぎてしまった彼のアーカイブは、今後も存続できるのでしょうか?