Apple Watch Series 4より250%大きな湾曲ディスプレイ。
中国のXiaomi(シャオミ)との提携をしているというHuami(ファーミ)から、腕輪のようなスマートウォッチが登場しました。PPG(光学式心拍)センサーと24時間心拍数モニターを搭載、血中酸素濃度も測定するとのこと。そしてフル充電で7日間の電池寿命だといいます。
この「Amazfit X」は92度にグワっと曲がった2.07インチ、326ppi/HD解像度のAMOLEDディスプレイが特徴的。40以上の時計デザインが選択できます。現在はINDIEGOGOで出資金を募集しています。
日常での使い方
エクササイズをすれば心拍数だけでなく、消費カロリーや時間、サイクリングをした距離やペース、最高速度などがリアルタイムに表示されます。本体は5気圧防水で、水泳時には泳いだ距離や周回数、ストローク率を表示。
WhatsAppなどのアプリからメッセージも表示可能なほか、ストレス値やリラックス度の計測、睡眠パターンの分析をする機能もあります。
ストレス値をもとに休憩を促したり、長時間座ったままでいると、動くように指示したりと、まるでパーソナル・アシスタントのような役割りも果たすとのこと。現代人にはありがたいですね。
製造に手間のかかる湾曲ガラス
普通の時計ならサイドにボタン類が並びますが、この「Amazfit X」はそれらを排除し、感圧センサー搭載でフレームを押すと各機能にアクセスできるよう考えられています。とにかく邪魔にならない快適さを求めて作られた結果、92度の湾曲になったのだそうです。
INDIEGOGOの説明では、ガラス製のカバーは700度以上に加熱してから、6つの工程を経て仕上げられるとあります。それに伴い、内蔵のリチウム電池ですら湾曲しているんですって。
5328万円以上の出資金が集まる
INDIEGOGOでの出資金は、希望小売価格329ドル(約3万5000円)の54%オフで1本およそ1万6000円となっています。凄いことに、これは約213万円の目標金額を大きく超え、執筆時は3,163人から5328万円の出資金が集まっていました。ここまで期待値が高いアイテムは珍しいですね。次のスマートウォッチは曲面デザインがアツいのかもしれません。
Source: Twitter, YouTube (1, 2), AMAZFIT, INDIEGOGO via NEW ATLAS