こちらは、メディアジーン コマースチームからの記事です。
モノ選びでバランス感って大事。
ここ数年、ガジェットと相性の良いイヤホンやヘッドホンがたくさん出てきました。特に周囲の雑音をカットできるノイズキャンセリングの付いたイヤホンは最近のトレンド。
今回試用したTaoTronics(タオトロニクス)の「SoundSurge 85」もまた、ノイキャン付きのヘッドホン。しかも通常価格5,999円というエントリー価格な1台。
持ち運びに適したコンパクトサイズ&キャリングポーチ付きで、外出にどうぞ!的なアイテムですが、StayHomeの最中なので今回は自宅作業用ヘッドホンとして使ってみました。
街中の雑踏もうるさいと思うけど、PCとPS4のファンが回り続けて、休校中の子供がずーっとワーキャー言ってる我が家も、騒音レベルとしたら大したものですので!
まずはみんな気になっているであろう、ノイキャンの性能から。
Lイヤー部のボタンでノイズキャンセリングのオン・オフを切り替えられます。性能の良いノイズキャンセリングになると、オンにした瞬間に周囲のざわめきがスーッと消えていくのを実感できますが、こちらはノイキャンのレベルとしてはマイルド。
PCやエアコンから発せられる低音のファンノイズ聞こえなくなりましたが、すぐ近くに置いたハンディ扇風機の「ブシォーーーーン!」といった風切り音は50%低減といったところ。また、階下から響くキャーキャーという子供の声もカットしきれていません。
全体的に騒音と僕が認識する音のボリュームは下がりましたが、外界からマインド的に孤立できるほどのパワーではありませんでした。もうちょっと頑張って欲しかったなぁ。というのが正直な印象です。
一方で、装着感に関してはものすごく気に入りました。
常時メガネ装備なので、耳周りが痛くなっちゃうオーバーイヤー型はあまり好きではなかったのですが、こちらは耳当たりが柔らかく、メガネをかけていても全然痛くない!
バッテリー内蔵式ながら装着感も比較的軽め(スペック値で220g)なので、作業中の長時間利用でも負荷がかかりません。こりゃぁいい。
音質に関しては、全体的に低〜中音域までがバランス良くまとまっています。
解像感が極めて高いというわけではありませんが、ボーカル入りのポップスなどは良い耳当たりで楽しむことができますし、個人的には良いチューニング。ただし、ノイズキャンセリングをオンにすると、若干のホワイトノイズが発生して、全体的にベタンと低音寄りにシフトして圧縮される印象です。
こう書くと「おや?」と思われそうですが、この価格帯のヘッドホンとしては奮闘している音質ですよ。僕の作業環境だと、ノイキャンオンでエアコンの低音やファンノイズを一定レベルカットしたほうが、音楽にも作業にも集中できたことをお伝えしておきます。
作業中、Macとの接続では遅延はほぼ感じられなかったのも好印象(Bluetooth接続時の対応コーデックはSBCとAAC)。日課のゲーム実況動画チェックでも音ズレは気にならないレベルでしたので、音楽だけでなくゲームや動画視聴シーンでもこれでいいかも? な気にさせてくれます。
総じてノイズキャンセリングのレベルとしては、個人的には物足りなさを感じるものの、日常使いのヘッドホンとしては選びやすい1台です。
そもそも、ノイキャン足りないって言ったけど、これは最近ノイキャンの基準が、「AirPods Pro」や「WF-1000XM3」になっちゃっているのがきっと問題なのです。人によってはこのレベルのノイキャンでも十分よ?という声もあると思いますし、通常価格5,999円のヘッドホンと考えると、費用対効果はスゴイ。
機能・デザイン・価格とのバランスを見ながら物色するのがガジェット選びの醍醐味。TaoTronicsの「SoundSurge 85」は最強武装!ではないけれど、十分選択肢に食い込んでくる1台です。
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Source: Amazon.co.jp