普段から大荷物の人にはありがたい。
ベルリン発のEVスクーター・メーカーunuから、第2世代目となる「unu Scooter」が登場しました。
パートナーのLGによる充電池、Boschのモーター、Vodafoneのアプリを採用しており、カード&アプリによる解錠、回生ブレーキ、盗難時にはGPSで居場所を知らせる機能が搭載されました。
ElectricVehicleWeb.inによりますと、unuはすでに7年もドイツのEVスクーター市場を牽引し、1万台を売った実績があるとのことです。
コスパの良い充電池
スタイリッシュな形状をしたLGの充電池により、航続距離は50kmを実現。0%から100%になるまで7時間かかりますが、充電ドックで充電できるので、ステーションに行かなくても充電ができるお手軽さがあります。予備電池も付いてくるので1トリップで最長100kmを走れることになります。
なお、100km走るのに1ユーロのコストしかかからないので、大変な好コスパですね。
ジェッペルがふたつしまえるトランク
「unu Scooter」はBoschのブラシレスモーターを装備しており、最高時速は45kmで走ります。決して速くはありませんが、シートはふたり乗りができるだけあって、その下のトランクが大容量なのが魅力です。横向きにしたジェットヘルメットを、噛み合わせるよう重ねればふたつ収納できちゃうのです。
友人・知人にアプリを通して貸し出せる
Vodafoneが提供するスマートアプリでは、目的地までのナビゲートができるだけでなく、アプリを介して他者にキー・シェアリングをする機能もあります。加えて盗難時には現在位置がアプリに送信されるという賢さ。ハンドルにはディスプレイもありますが、アプリにも充電残量がお知らせされます。
ネット直販価格で買える
お値段は2kWモデルが2,799ユーロ(約33万6000円)と、日本の原チャリみたいな価格帯です。お手頃価格なのはネットから直販することで、中間マージンを抑えているからだとか。他に3kWモデルが3,299ユーロ(約39万6800円)、4kWモデルが3,899ユーロ(約46万8800円)というのもありますが…お買い求めできるのは現在、ドイツとオーストリア、それにオランダとフランスだけとのこと。早くEU以外の土地にも上陸すると良いですね。
Source: YouTube (1, 2), Instagram, unu via ElectricVehicleWeb.in