世界25億人のゲーマーたちがターゲット。
ゲーム好きが考え抜いたゲーミングデスクもある北欧家具のIKEA(イケア)。今度はPCおよび関連機器メーカーASUS(エイスース)が持つゲーミング・ブランド「 ROG (Republic of Gamers)」とコラボした、ゲーミング用のデスクやチェアなどを制作しました。
デザインや価格帯の違う6シリーズ
eスポーツもポピュラーになってきた昨今、IKEAによるとPCゲーマーは世界中で25億人もいるとのこと。PCゲーマーは机と椅子を利用するワケで、IKEAはその需要に目を付けました。
安価なゲーミングチェアとデスクの「HUVUDSPELARE」、ちょっと高めな椅子と机の「UTESPELARE」、もっと高めなチェアの「MATCHSPEL」、昇降式ゲーミングデスクと引き出しユニットの「UPPSPEL」、ドリンク・ホルダーやリングライト、カップホルダーやマウスパッドなどの周辺機「ÅNESPELARE」、詳細不明の「GRUPPSPEL」という6つのシリーズが販売されます。
チェアは背もたれがメッシュ地で蒸れにくそう。そして座面は低反発クッションでしょうか? 黒地の椅子なら赤い背骨が、そして白地なら青い背骨がゲーミング家具らしいコントラストを演出しています。他にも首用枕や丸めてクッションになる着る毛布など、30品目であらゆるニーズに応えてくれます。
日本では5月から展開予定
中国では先行して1月29日に発売が始まっており、日本では5月に展開を予定しています。参考までに、中国のIKEAでは、「HUVUDSPELARE」が日本円で約4,800円、「MATCHSPEL」が約1万6,000円、「UPPSPEL」が約6万5,000円、カップホルダーだと約1,450円なので、日本でも同程度の価格帯になるのかなと思います。
ゲーミング用だけど光らない?
ゲーミング用の周辺機器は、RGBライトで極彩色に光るのが定番化していますが…IKEAは家庭に溶け込むことと、IKEAらしい価格帯を保つためか光る様子はありません。なのでROGのノウハウを採用しつつ、ライト層も気軽にゲームが楽しめる家具を目指しているように見受けられます。
たとえゲーマーでなくとも、長時間座りっぱなしのデスクワークにも向いているかと思います。発売されたらお店でチェックしてみたいですね。