6月14日 ●2-11楽天、楽天生命パーク仙台
通算35勝27敗2分け(2位巨人に1差の首位、交流戦単独最下位)
18時開始・2時間50分・2万6441人
相手先発 辛島○7回6安打2失点
本塁打 なし
一番センター長野
二番セカンド菊池涼
三番ファーストバティスタ
四番ライト鈴木
五番レフト西川
六番DH磯村
七番キャッチャー會澤
八番ショート田中広
九番サード小窪
ピッチャー床田1回3分の2、42球7安打7失点(自責7)
前日の札幌で交流戦単独最下位へ後退した広島は仙台に移動してまた悲劇…のホームラン7発を浴びての完敗となった。7本塁打は楽天の球団新記録。
緒方監督はここ最近、試合後にほとんどコメントを残さず、リーグ首位をキープしながら悲壮感すら漂っている。交流戦に入って一度も二桁安打がない打線はこの日も6安打止まりで、投壊現象も…となれば危機感は募る一方だろう。
先発の床田は直球の走りが悪く、二回途中でKOされた。被安打6のうち5本がホームラン。
初回、先頭の茂木に140キロのストレートを右中間スタンドまで引っ張り込まれ、さらにヒットと四球の走者を背負ってブラッシュには高目のチェンジアップを左中間スタンドへ持っていかれた。二死からウィーラーにも左越えソロを許した。これも139キロのストレート。
二回も一緒。先頭の太田に投じた139キロのストレートはプロ1号となってレフトスタンドへ。広陵高時代には甲子園で活躍した大商大出のドラ1ルーキーにフルスイングされ二死から浅村にも15ソロを浴びせられたところでタオル、となった。
だが二番手の薮田も三回、連打からの犠飛で加点されると、四回には浅村に2打席連続弾を、五回にはドラフト2位新人の辰己に2号2ランを打たれた。
床田降板の時点では2対7。それが五回を終了した時点で2対11。広島の2桁失点は今季3度目で、早々と決着がついてしまった。
そもそも薮田はなぜこのタイミングで一軍に上がってきたのか?ウエスタン・リーグでの登板を見ても、5月22日のオリックス戦(由宇練習場)は、5回被安打9で暴投も2つ。5失点で自責4。
5月31日のオリックス戦(オセアンバファローズスタジアム舞洲)でも、初回にいきなり3連打されるなどして2失点。五回は4安打を集中されて3失点。
6月9日の阪神戦(鳴尾は浜球場)で6回5安打無失点、奪った三振も5つと好投したがそれで即一軍というのは誰の判断なのか?
浅村に打たれたのは初球、真ん中付近のストレート、辰己の一発もやはりインハイ142キロのストレート。力で抑えにかかっても、もう15勝をマークした2017年のような威力のあるボールは行かなくなっている。
會澤の構えたミットの位置とはおよそ違う軌道の球が多く、ボール先行…打者17人で内野ゴロはわずかに1度…
なお、薮田は昨年、4月10日の阪神戦(甲子園)で7四球。5月31日の西武戦(マツダスタジアム)では4回10失点。8月2日のヤクルト戦(神宮球場)で投げたのを最後に一軍マウンドから遠ざかっていた。(ひろスポ!・田辺一球)
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