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2020年06月19日
編集部

コロナ禍乗り越え横浜での開幕戦で大瀬良完投!佐々岡監督に初勝利贈る

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横浜スタジアム
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画像は開幕戦を迎えた横浜スタジアムから

6月19日 〇5-1DeNA、横浜スタジアム
通算1勝
18時32分開始・2時間58分、無観客
相手先発 今永●5回7安打2失点(自責2)
本塁打 大瀬良1号②、ピレラ1号①

一番レフトピレラ
二番セカンド菊池涼
三番センター西川
四番ライト鈴木
五番サードメヒア
六番キャッチャー會澤
七番ファースト堂林
八番ショート田中
九番ピッチャー大瀬良〇9回116球4安打1失点(自責1)

雨のため32分遅れで試合開始。

ちなみに昨年のスタメンは…

一番ショート田中
二番セカンド菊池涼
三番レフト西川
四番ライト鈴木
五番ファースト松山
六番センター野間
七番キャッチャー會澤
八番サード安部
九番ピッチャー大瀬良

広島は昨季、今永と7度対戦して5勝を献上、一度も土をつけていない。大瀬良も今永との投げ合いは3度で今永の2勝…ともに2年連続の開幕投手。

勝ったのは大瀬良。二回、ロペスに先制ソロを許したが六回まで1安打ピッチング。七回の無死一塁を乗り切ると、八回の一死三塁では代打オースティンの強烈な打球をサードに入ったばかりの三好がナイスバックホーム、この守りに救われた。

そして球数81球で九回のマウンドへ。簡単に二死を奪ったあとソトに粘られて17球目が外れてこれが初の四球。さらに佐野に内野安打されたが最後はロペスを抑えて完投した。足元がぬかるむため「力を抜いて低めにコントロール」することに重点を置いた投球がはまった。ロペスの一発も低めではあったがアウトローに構えた曾澤のミットより内寄りにスライダーが入ったところを前でさばかれた。

広島の開幕完投勝利は2005年の黒田博樹以来。

広島打線は逆に今永に球数を投げさせた。一番に抜擢されたピレラが第1打席では5球目を右前打、三回の第2打席では7球目を空振り三振。

二番の菊池涼も三回は5連続ファウルで9球粘った。

今永の球数は四回までで68球。五回一死から、八番の打順に内心穏やかでないはずの田中が中越え三塁打。今永の一瞬の心の隙を突くかのように大瀬良自らが中前に同点打を放ち、今永との相性がいい西川が右翼線二塁打して勝ち越した。

九回にはDeNA5人目の国吉から大瀬良がプロ1号となる2ランホームラン。ピレラも来日1号で続いて、佐々岡監督の初勝利に花を添えた。

思えば佐々岡監督も現役時代には自らライトスタンドへホームランを叩き込み、エースや抑えの切り札として長らく活躍した。

試合後、大瀬良と佐々岡監督ふたり並んで記念写真。4月末にはともに広島市内の新型コロナウイルス感染症指定医療機関を訪ね、感謝の気持ちを込めて手を振った。優しさと強さを併せ持つふたりにとってコロナ危機を乗り越えての開幕戦は忘れられない日になった。むろん、この日に合わせて「工夫」を重ねてきた調整法やチーム全体としてのまとまりがなければ、これほどの好ゲームにはならない。

昨季、セ5球団の中で一番苦戦を強いられたDeNAと今永を初戦で叩いたのは大きい。

敗れたラミレス監督は「今永は大瀬良じゃなければ勝てていた。きょうの大瀬良はアンビリーバルな活躍だった」と潔かった。(ひろスポ!・田辺一球)

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