大谷翔平、「2番・DH」でメッツ戦先発 7戦ぶり一発で日本人最多の米通算176本塁打へ

スポーツ報知
笑顔を見せる大谷翔平

◆米大リーグ ドジャース―メッツ(20日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が20日(日本時間21日・午前5時5分開始予定)、本拠地・メッツ戦に「2番・指名打者」で先発出場する。7試合ぶりの本塁打となる5号で、松井秀喜氏(ヤンキースなど)を超える日本人選手では歴代単独トップの米通算176号を狙う。

 19日(同20日)の同カードでは3点を追う5回2死一、二塁から反撃ムードをつくり出す右前適時打。現地観戦した真美子夫人(27)、愛犬・デコピンの前で、得点圏では3月20日の開幕戦(韓国・ソウル、対パドレス)以来、実に21打席ぶりとなるヒットを放ち、右拳を力強く握りしめた。

 4回には四球を選び、連続試合出塁を「18」に伸ばすと、2死から今季5盗塁目。2試合連続盗塁を決め、T・ヘルナンデスの右前適時打で二塁から一気に生還した。最近6試合で4盗塁となり、ロバーツ監督は「今日も彼の盗塁がなければ、最初の得点はなかった。彼は我々のために何かを起こそうとトライしている」と絶賛していた。

 ここまで32安打はリーグ単独トップ。22試合で打率3割5分6厘、4本塁打、11打点となっている。今季は自己ワーストの開幕から8試合、40打席連続で本塁打がなかったが、3日(同4日)のジャイアンツ戦で新天地1号を放つと、5日(同6日)の敵地・カブス戦で2試合連発をマークするなど波に乗った。最近6試合ノーアーチが続いているが、歴史的な一発から再び上昇気流に乗りたいところだ。

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