自身メジャー最長の4試合連続ベンチスタートの吉田正尚、代打出場も一ゴロ カブス・今永との同学年対決はお預けか

スポーツ報知
吉田正尚(AP)

◆米大リーグ ガーディアンズ―レッドソックス(25日・米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は25日(日本時間26日)、敵地でのガーディアンズ戦の先発を外れた。昨年4月左太ももの張りで4試合連続欠場して以来、渡米後最長タイとなる4試合連続でのベンチスタート。5回に投手が右のサンドリンに代わった場面で代打出場も、一塁ゴロに終わり、ベンチに退き打率は2割3分3厘となった。

 「MassLive.com」のクリス・コティロ記者は、自身のX(旧ツイッター)で「コーラ監督によると、ディバースはまだ三塁を守る程、良くない。おそらく三塁守備につくのは、土曜日(27日)になるだろう」と投稿。この日もDHに座ったディバースの左膝の状態が良くならない限り、吉田が自己最長5試合連続スタメン落ちとなる可能性が高くなってきた。

 26日(同27日)から、レッドソックスは本拠地でカブスとの3連戦。第1戦の相手先発は、3勝0敗、防御率0・84と波に乗る今永昇太投手の予定で、吉田との1993年生まれ同士の同学年対決は、お預けになるかもしれない。

 前日、左膝に違和感を抱えるディバースをDHで起用したコーラ監督は、「明日は吉田がDHに入る」と語っていたが、一夜明けてもディバースの状態は芳しくない様子。また、指揮官は前日の監督会見で吉田の役割について問われ、「レギュラーのDH」と語り、「外野はオニール、アブレイユ、ディラン」と明言した。この日は先発右腕マッケンジーに対しオニールを外し、右打ちのレフスナイダーが左翼で先発の布陣。吉田の序列は、DH専任ながら、けが人がDHに入る場合は、ベンチスタートとなる厳しい立ち位置が如実となった。

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