尊富士が東前頭6枚目にジャンプアップ 先場所で110年ぶり新入幕V…夏場所番付発表

スポーツ報知
尊富士

 日本相撲協会は30日、大相撲夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たした尊富士(伊勢ケ浜)は、東前頭17枚目から同6枚目にジャンプアップした。

 春場所14日目の朝乃山戦に敗れた際に負傷し、取組後は救急搬送された。出場が危ぶまれた千秋楽は、けがを押して土俵に上がり勝利。初賜杯を手にした。だが「右足関節捻挫、靱帯(じんたい)損傷」のため、場所後の春巡業は全休。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)も今月8日時点でまだ稽古を再開できていない状況と明かし、「調整はしているが、そんなに簡単には治らない。靱帯が伸びてしまって、1週間や2週間で治ったら超人だ」などと話していた。夏場所は大注目の力士だが、右足首の状態が心配される。

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