青空の下に4万人 となみチューリップフェア、5日まで

終盤のにぎわいを見せた会場=砺波市の砺波チューリップ公園

  ●外国人客、昨年並ぶ5900人

  ●砺波、砺波工高がコンサート

 砺波市の砺波チューリップ公園を主会場に開催中の2024となみチューリップフェア(富山新聞社後援)は4日、青空の下4万人が訪れ、終盤のにぎわいを見せた。外国人入場者の累計が5900人となり、会期を1日残して昨年と並んだ。総入場者は26万1千人となっている。ステージでは地元の砺波高と砺波工高による吹奏楽コンサートがあり、来園者を楽しませた。

 午前9時の開門前から大勢の人が並び、運営本部は入場開始を10分早めた。大花壇は見頃が続き、来場者はチューリップタワーから地上絵を楽しんだ。タワーと並んで人気の「花の大谷」に順番待ちの長い列ができた。

  ●小中学生5日無料

 最終日となる「こどもの日」の5日は、小中学生が入場無料になる。午前11時から全国トップレベルの演奏技術を誇る京都橘高吹奏楽部の特別演奏会がチューリップステージで開催される。京都橘高は午後2時半から市文化会館で公演(完売)する。

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