地場産食材を使ったメニューが並ぶ期間限定の「旅カフェ」=10日、勝山市のえちぜん鉄道勝山駅

地場産食材を使ったメニューが並ぶ期間限定の「旅カフェ」=10日、勝山市のえちぜん鉄道勝山駅

福井県 勝山・大野

勝山駅出たら「旅カフェ」 20日まで

福井新聞(2017年8月12日)

 線路沿いのおしゃれなカフェで一服どうぞ―。勝山市の地場産食材を使ったメニューが並ぶ期間限定の屋外カフェ「旅カフェ」が10日、えちぜん鉄道勝山駅で始まった。ゆったりとした音楽が流れる中、県内外の観光客がテラス席に腰を下ろし勝山の味覚を堪能していた。

 観光客の周遊性を図ろうと、えち鉄や市内の商業団体、市漁協などでつくる実行委員会が初めて企画。駅舎横の電気機関車「テキ6」を囲むように、テラスやベンチなど約40席を設けた。ゆでたてのトウモロコシや九頭竜川産アユの塩焼き(13~15日)、果物を丸ごと搾ったジュースなど、地元にちなんだ飲食を販売する。

 初日は、カップルや家族連れの姿があった。県立恐竜博物館帰りの五十嵐香央里さん(43)=新潟県=は「おしゃれな雰囲気に誘われた」と家族5人で来場。トウモロコシなどを味わい「甘くておいしいね」「いいなー。新潟にもこんな場所があったらな」などと会話を弾ませていた。

 旅カフェは20日まで。午前10時~午後8時に営業している。期間中、カメラ教室や音楽ライブなどが行われる。

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