全国の愛好者が育てた菊が並ぶ会場=南砺市福野体育館

全国の愛好者が育てた菊が並ぶ会場=南砺市福野体育館

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丹精込めた1100点 南砺で全日本菊花連盟大会

北日本新聞(2019年11月10日)

 全日本菊花連盟全国大会南砺大会は9日、南砺市福野体育館で開幕し、全国の菊愛好者約300人が丹精して育てた約1100点を展示している。最高賞の内閣総理大臣賞には、氷見市柳田の加納安二さん(68)が輝いた。大会は10日まで。

 同連盟と、県や市などでつくる実行委員会が開催。南砺市での全国大会は、旧福野町時代を含めて3回目となる。今回は55種目で競った。

 表彰式では、全日本菊花連盟の中村幸男会長と山崎康至副知事、田中幹夫市長、鍛治直弘同大会実行委員長があいさつ。橘慶一郎衆院議員が祝辞を述べた。内閣総理大臣賞の加納さんら受賞者に賞状が贈られた。

 加納さんの出品作は、黄色の管物で、花弁の先の丸みなど形の良さが評価された。毎年出品してきたという加納さんは「真心を込めて育てた。感無量」と笑顔を見せた。会場には全国大会ならではの完成度が高い花がずらりと並び、来場者が熱心に観賞していた。北日本新聞社後援。

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